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[姫路城・・・]
一昨日のテレビニュースでも流れていたが、姫路城の桜も開花した。まだ、2〜3分咲きみたいだが、工事も急ピツチで済んでいる。今年は、まだ、白亜の城と桜を堪能できそうだが、覆いがかぶさると城の景色も一変してしまう。 来年から数年間は、城と桜と言う素晴らしい景観は、なくなるものと思う。
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今日も、施設のベッドで寝転んで読書していると介護士さんが、「昭和の大改造」の時代の新聞の切り抜きを中心とした手作りの冊子を持ってきてくれた。かなり古いもので、白黒の写真と、新聞記事の切り抜きゃ手書きの補足説明まで、一冊の大学ノートに纏められていた。入所の方から借りてきたそうだ。当時は、大黒柱を取り替えるという大掛かりな工事の為、木曽の檜を運ぶ途中、折れたものを大工の技術で、継ぎ足して運んできたという記憶がうっすらと残っている。当時は、多年に亘る工事だったので、姫路城は、黒の覆いで、その白鷺(しらさぎ)の城ではなかったようだ。その時代の写真を見て、平成の大修理も、同様な姿になるのだと思った。
何故、私だけに、そのようなイクラップブックを見せてくれたのかと言うと、その介護士さんも、私のサイトをご覧になっていた。と、いうわけだ。 ここには、うかつなことを書き込めないと改めて悟った。
前にも書き込んでいるが、年輩の方なら、もしかすると今年が城と桜という景観は見納めになるかもしれないというので、冒頭の記事になっている。
こんな美しい城の周辺に住んでいるが、地元民は、あるのが当たり前の生活を送っているので、あまり気にしていない。が、この姿が何年も見られなくなるというのは、寂しくなる。
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