[言葉・・・]

 昨日のNHKの番組を観ていて、面白く、思ったのは、「エロ」という言葉が、今や、若い女性の間では、一種の褒め言葉として使われているらしいとということだった。先日、家人が昔、永禄介さんが、小説家を紹介する際に
エロ作家という紹介の仕方をしていたので、何十年も前のことだけど、永禄介というのは、失礼な人だと憤慨していたのを思い出す。

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 全然は、次に否定語が続くというのも迷信と指摘していた。大リーグから帰国した新庄選手が、記者会見の席で、記者に問われ、「向こうでの成績は、如何でしたか?}の質問に、「全然、少し、間を置いて、納得している」というように応答していたという事例をとらえて、全然は、肯定語と組み合わせても全然、OKであるという説明で三島由紀夫も、昔の文豪も全然プラス肯定語という用法が正しいと述べている。もう故人となられたが、この番組を
刻舟さんがどのように評価するのか、聞いてみたい心境だった。

 「エロい」と言われて、褒められていると心底思うのが最近の若い女性とするならば、オメメ先生あたりになると、かなり、喜ばれるものと思う。「エロ可愛い」というのは・・・

この倖田來未が、その「エロ可愛い」という言葉に一番ふさわしい方なのかもしれない。

  番組では、もっと、面白い興味を惹かれそうな事柄をのべていたように思う。本当に、言葉の意味も時代が変わると、使われ方もちがってくるものだ。

 あっ、そうだ。「うざい」という言葉は、「うざったい」という言葉から派生して出来た言葉だそうだ。2ちゃんねるというところでは、本当に、いろんな言い争いが起こっているらしい。あまり、行った事はないが、昔のPC−VANの
フリーボードのようなところではないかと想像している。そんなところからでも、プロの作家も誕生しているようだ。