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【GOURMET/MAIN No.218】著者 I.P 1995/01/11 16:36:03 1572 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』風変わりな店・・・>I.P
ちょっと変わった店であることはまちがいない。
前にも、どこかのボードで、少しだけ触れたと思うが、焼き鳥だけをメインにして、
後は、ビールか原酒だけしか扱っていない店がある。しかも、場所は、みゆき通り。
看板なんて、出ていない。従って、同じ商店街でも知らない方も多い。完全予約制に
なっているから、電話番号を失ってしまうと、面倒なことになる。実は、私がそうだ
った。だから、もう数年来、行っていない。
ところが、前のMSGをアップしてから、機会があれば行ってみたいと思い始めた。
その為には、前もって電話番号を教えてもらいに行かなくてはならない。もう数年も
顔を出していないから、もしかすると廃業しているかもしれない。そんなことを思い
ながら、昨日の午後、2時間毎に行ってみた。シャッターは閉まったままだった。
営業しているのなら、仕込み時間の関係もあるから昼ごろには準備にかかっているハ
ズだ。客の飲食時間より仕込み時間のほうが長い。従って、予約の時間もキチンと伝
えなければならない、その時間に行くと、丁度、食べごろに焼けているというのが店
の方針でもあるのだ、
こうなってみると、諦め切れない。今日も、覗いてみた。午前中は鍵がかかつていた
シャツターも午後には、鍵が開いていた。しめた、と店内に入ると、懐かしい婆さん
と息子さんがいた。久しぶりだったが、ちゃんと私の顔を覚えてくれていた。事情を
話し、無沙汰を詫びて、早速、予約を頼もうとしたが、例年、1月は休業になってい
て、営業は2月からとのこと。婆さんは、今年で90歳になっていた。
しっかり電話番号を控えてきた。赤い原酒と、焼き鳥の味は、タウンメンバーにも味
わってもらいたいなと思っている。
インスピ
【GOURMET/MAIN No.220】著者 I.P 1995/03/01 18:26:38 1602 byte
《コメント先 No.218 このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』焼き鳥の店>I.P
以前に、このボードで紹介した焼き鳥の店。前のMSGへのコメントとしておこう。
90歳を超える、上品なおばぁちゃんと、40前後にしか見えない息子(実際は50
歳以上)の二人だけで切り盛りしている小さな店だ。
独特のタレで照り焼き風の味。粉山椒だけで食べる。野菜類は一切なくて、欲しけれ
ば勝手に持ち込んでくれという姿勢だ。
事実、野菜持参の客もいる。赤い色した原酒は、日本酒があまり飲めない私でも美味
だと思うが、一人3本(銚子)までしか提供しない。それ以上飲むと足をとられる。
実際に酩酊して階段から転げ落ちた自称酒豪の整形外科の院長先生がいたという話だ
から、しゃれにもならない。(NAME先生なんかは特に要注意だ)
店主は全く、商売気がなく看板も出ていない。紹介客だけで細々と営んでいるが、聞
きつけて予約は満遍なく入っているようだ。
予約を受けると、昼ごろから準備にかかる。備長炭だけで鶏のまる焼きから始める。
半分に切断してはタレをつけて焼く。また半分にしてタレ・・丁寧に丁寧に時間をかけ
て焼き上げる。そして、約束の時間には、味がしみこんで丁度食べごろの大きさにな
っているという具合だ。
店主のクチ達者なことは定評がある。機転がきくというか、へらず口の部類かは実際
にその洗礼を受けてみればわかるだろう。
値段だが、1名あたり、約4千円程度。満席で7名だが、無理すれば8名まで座れる
ことは、前回で経験した。今度は、ネットメンバーだけで行きたいと思っている。
場所は、前のMSGにも書いたが、「みゆき通り」にある。これ以上は・・・・・・
申し訳ないことに、宣伝は、したくないという店側の厳しい申し渡しがあるので、そ
の店の正確な場所や電話番号をボードでお知らせすることはできない。
インスピ
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上の2つのMSGは、赤穂ネットに書き込んだものだが、最近、久方ぶりに行く機会
があった。おばあちゃんは、亡くなっておられた。商店街の誰にも知らせず、本当の
身内だけで葬式をしたそうだ。以前は、年に8月と1月、まるまる1ケ月づつ休業し
その上、週に2日は、休むという営業形態だったが、おばあちゃんが亡くなってから
は、年中無休体制で朝から晩まで息子が鳥を焼いているという生活に変えたそうだ。
私がインターネットにホームページを開設した記念に、店の電話番号を掲載させてほ
しいと申し出て、やっと許可を頂戴した。ついでに店主の顔写真も撮影させてもらっ
たのが、上に紹介したものだ。
看板はないけれど、店名はある。「とりきゅう」という。0792-81-0617
予約が多い時は、朝の6時ころから仕込みに入る日もあるという。だいたい、お昼前
後に予約電話を入れれば、空いている日時を教えてくれる。場所は、JR姫路駅から
みゆき通りを北へ直進し、国道2号線東行き一方通行の信号手前。うっかりすると見
逃してしまいそうな右側の細い階段を2階に上る。一度、ご賞味ください。