JSC月報最終号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
始めがあるなら、いつかは終わりがある。この月報も、いよいよ最終号となった。そ
れとともに、協同組合JSCも、20世紀末で幕を閉じる。倉本先生からは、「一つ
の時代が確実に終わったようです。」というメールも届いている。これは、チェーン
が出資している商業界の株式を、この際、商業界に寄贈するという理事会決議に基づ
いて倉本先生に、解散の報告とともに株式寄贈の手続きを問い合わせたE_MAIL
に対する返信の文面にあった言葉だ。諸先輩におかれては、それぞれの感慨がおあり
だと思うが、私も、いろんな経験をさせてもらった思い出の数々が走馬灯のように頭
を去来している・・・・・・
<某月某日>
解散総会の通知を、休会会員も含め、全メンバーに発送した。FAXでその返信が届
き始めた。休会中のメンバーも2名、出席されるようだ。仙台の石川君からは、欠席
の郵便が届き、一筆認めてあった。亡父の時代のことなので、様子がわからない。と
のこと。無理もない。もう数十年も昔のことだ。
<某月某日>
播磨福祉新聞の創刊号が送られてきた。これは、私も関与している「ケアハウス青山
苑」の関連企業が発行する、いわゆる広報のようなものだ。おりしも、姫路の福祉法
人の不祥事で世間を騒がせている最中(さなか)にタイミング良く発行したものだ。
直木賞作家の「ねじめ正一」氏を囲む座談会が一面を飾り、苑の理事長が、姫路市の
姉妹都市、フェニックスにある「サン・シティ」を視察した時の模様が紹介されてい
る。この都市に居住するには、夫婦のどちらかが55歳以上のリタイヤーであること
が条件で閑静なところだそうだ。私も、この記事で、アメリカにそういうところがあ
ることを初めて知った。泉田先生の経営テープにも、最近では、ラスベガス郊外にも
「サン・シティ」が造成されているという報告があった。コミュニティには、ゴルフ
場、テニスコート等の運動施設は、無論のこと、日本でいう公民館のような文化施設
まで完備されていて、各種サークルが格安で利用可能とのこと。親戚の若者が訪れて
も良いが、3ケ月以内の滞在と制限もあるらしい。落ち着いた雰囲気の街が気候温暖
な場所にあり、静かに老後を暮らすには最適かもしれない。
<某月某日>
組合の解散という事務手続きは、私にとっては、初体験になる。幸い、組合資産も出
資額に見合うだけはあるので、組合員には迷惑をかけずに清算できそうだ。問題は剰
余金の分配方法だ。正会員、休会会員、会費滞納会員等の間では、当然、差をつけて
しかるべきだろう。関連会社の株式をどうするのか?という問題もある。これは、現
時点の株式評価額で計算するしか仕方ない。あれやこれや考えなければならないこと
が多すぎる。いま、解散総会に向けて、清算の基本方針案を作成している。総会に発
表し、合意を得られたなら、マイツールで、簡単に計算できるハズだ。
<某月某日>
フレッツISDN+プロバイダー使い放題契約+プロバイダーのフレッツ対応契約+
ルーターという構想で、インターネット24時間接続を目論んでいる。まず、フレッ
ツISDNは、月額4500円。朝日ネットの使い放題契約がSプランで月額195
0円、朝日のフレッツ対応契約が月額450円。ここまでは理解した。問題は、ルー
ターだけだが、これは、「困った時のRINちゃん」か、赤穂インターネット協議会
のメンバーから知恵を拝借しなければならないだろう・・・・・・
<某月某日>
「地球の歩き方」という本は、聞いたことがある。そのサイトが、全世界の個人ホー
ムページから、優良サイトをピックアップして、人気投票を開始した。「フロリダか
ら風の便り」というHPを主催している奈良出身のタラさんのサイトも、選ばれてい
る。私が、HPを開設した時に一番最初にリンクさせてもらったところだ。彼女が投
票の呼びかけをアップして即、私が投票したようだ。投票しましたとのメールに、掲
載したばかりなのに・・・・・・と、驚きの返信があった。
<某月某日>
ジャパン・ネット・バンクという、ネット専門の本格的な銀行が、日本でもスタート
する。日本に根づくかどうか、いまのところ、わからないが、これも時代だろう。早
速、私のリンク集に追加した。
<某月某日>
澤田税理士事務所へ足を運ぶ。15日の総会には、先生は出張と重なり、欠席される
ので、組合の清算の件で打ち合わせ。清算の基本方針原案(総会に提案する予定のも
の)も、見て戴く。JSFの加藤君から、現時点の株式評価額がFAXで届いたので
、そのコピーも持参した。総会に提出する仮決算には、JSF株式を評価替えした数
字を織り込んだものにして戴く予定だが、解散までに、まだ必要経費が発生するハズ
だ。商工中金の出資証券や、中小企業団体中央会への預け金の問題等々もある。解散
登記予定が年末なので、中央会への退会届も作成する必要がある・・・・・・年明けには、
解散の決算報告、納税。そしてまた、清算決了の報告書等々の作成とか、色々と煩わ
しい事柄が山積しているようだ。
<某月某日>
ハンドルネーム(通信上のニックネーム)ADAMさんから、昨年末から正月にかけ
て、ラスベガスを基点に、モーターホームの旅をした紀行記をホームページサーバー
に掲載したが、まだリンクはしていないというメールが届き、URLを教えてくれて
いた。早速、ダウンロード、プリントアウトして、その旅に参加した、友人の歯科医
に持って行った。昼食を共にした後、パソコン専門店に寄ると、偶然、当のADAM
さんに出会った。画像もカラーで印刷しているプリントを見せる。やることが素早い
と驚かれていた。
<某月某日>
加藤君から私の携帯電話に連絡が入った。JSFの顧問税理士先生から、前に渡した
株式評価額の計算が間違っていて、正確な書類を受け取ったとのこと。即様、FAX
を入れてもらい、澤田税理士事務所へFAX転送したが、旧来のFAXの為、印字が
不鮮明とのこと。総会までに日がないので、仕方なく、車で運ぶ。やはり、デジタル
のFAXモデムが、これからの時代、必須になってくるだろう。先生の事務所で再び
、加藤君の携帯に連絡し、足りない書類をJSFの顧問税理士から、澤田会計事務所
のFAXへ直接、送ってもらった。加藤君が携帯電話を持っていてくれていたお蔭で
、その日の内に連絡がとれた。昔なら、郵便という手段で、確実に数日もかかってい
ただろう・・・・・・
<某月某日>
協同組合ジャパンシューズチェーンの解散臨時総会を開催した。出席者は、12名で
委任状は6通だった。田中吉長氏の司会で、議長は、近藤嘉久氏。議案は、全て順調
に可決した。別項の「お知らせ」の通りの内容であった。公報の掲載に替えて、月報
紙上で告知すればいいとの司法書士先生のアドバイスに従って掲載した。尚、清算金
の振込口座の問い合わせ依頼文書については、清算の目処が付く来年中に郵送するつ
もりです。これは、FAXではなく、郵便で返送をお願いする予定。
[御礼]
今回で、月報も82号を数えました。この号で、月報は打ち切りとなります。金澤編
集長には、長期にわたり、月報の編纂をして戴き、有難うございました。また、原稿
執筆者達にも感謝しております。そして、私の「きまぐれ日誌」を、毎月、お読み下
さった皆様、誠に有難うございました。何の参考にもならない勝手気ままな駄文に長
い間、お付き合いさせてしまいました。少しばかり反省もしております。これで皆様
とも、本当にお別れですが、インターネットのE_MAILは、これからも継続する
予定ですので、何かありましたら、ご一報下さい。
途中経過報告(水泳)
挑戦期間 | 目標距離 | 2000/11/20現在までの累積 |
1999/01/01〜2001/12/31 | 1,000キロ | 753.6キロメートル |
1999/11/22〜2000/11/21 | 365キロ | 453.6キロメートル |
2000/01/01〜2000/12/31 | 365キロ | 410.4キロメートル |