[季節は、春だけど・・・]

 図書館への返本がタイミングのずれで遅れている「東海林さだお」さんの本について、何かもう少し書き足りないことがあったのを思い出した。今は春だけど秋についての事柄だ・・・わたしにとっては、ほろ苦い思い出のログでもある。この返本を遅らせた本には、上野−その秋32Pに、「秋鯖は、嫁に食わすな」だの「秋ナスも嫁に食わすな」だの「できることならサンマも食わしたくない」だの(そんなこと誰も言ってないか)秋になるといろんな人が口うるさくなるようだ。と書かれている。この「秋鯖」についての記述は、私には、見逃すことができない問題でもある。
 
                    -------続きを読むーーーーー

 これは、私のパソコン通信時代のログ集から編集したものだ。この際、著作権云々は無視。

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【GOURMET/MAIN No.547】著者 OMEME 1992/09/29 15:43:03 396 byte
《このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』旬の鯖寿司

昨日は戴き物の鯖寿司を食べました,鯖が半身そのまま乗っており,分厚く油が

のっていてとても美味しかった,いまでは鯖寿司なんか何時でも食べられるのだ

けれど,この鯖寿司は明らかに旬の物でしょう。

なかなかこの旬の物が食べられなくなっている,サンマ,サバ,イワシと秋は青

魚が旨い季節になってきた。

「秋鯖や若狭生まれの京育ち 妙女」               オメメ 

【GOURMET/MAIN No.548】著者 I.P 1992/09/29 16:23:56 492 byte
《コメント先 No.547 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』秋鯖は、嫁に。。。>I.P

本当は、アーティストボードの話題なんだろうけど。。。

最近では、あまり使われなくなってしまったようですが。。

「秋鯖は、嫁に食わすな」という格言は、本来、どういう意味でしょう。

1.秋鯖を食べると、腹が冷えて出産に悪影響を及ぼすので、戒る為。
2.秋鯖なんて、美味いものを嫁に食わすと、なまけものになって働かなくなる。
3.その他の理由。

実は、私も、この答えを知らないのです。

秋口になると、美味いものだらけになるようです。      インスピ



【GOURMET/MAIN No.549】著者 KOKUSHU 1992/09/29 18:02:42 170 byte
《コメント先 No.548 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』へーえ、/刻舟

 その言い方は知りませんでした。

 秋茄子は、嫁に食わすな。というのは聞いたことがあります。

 これは、嫁の身体をいたわっての格言と聞いています。

【GOURMET/MAIN No.550】著者 I.P 1992/09/29 18:12:13 138 byte
《コメント先 No.549 このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』茄子だっけ?

はは、私の勘違いだったようだ。。。まいったなぁ。

秋茄子は、嫁に食わすな。というのは、やはり体を冷すからでしょうか?


【GOURMET/MAIN No.551】著者 KOKUSHU 1992/09/29 18:18:12 190 byte
《コメント先 No.550》
『題名』そのように/刻舟

 たしか、聞いています。

 しかし、こういった格言は、地方で様々ですから、秋に旨いもので、つい食べ過ぎ

そうになるものでしたら、何でも当てはまるのではないでしょう。

【GOURMET/MAIN No.552】著者 I.P 1992/09/29 21:14:49 874 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』松前寿司に焼き茄子>I.P

サンガーデンで泳いで帰ってきたら、鯖寿司に焼き茄子という献立であった。

思わず、笑ってしまった。

鯖寿司というのは、普通のバッテラのように薄い切り身と透き通るような昆布では
なく、肉厚の鯖、肉厚の昆布でくるまれた見事な一物であった。プラスティックの
包丁がついた本格派のものだった。

鯖寿司が出てきて思い起こすのが、「つなし寿司」あるいは、「コノシロ寿司」と
呼ばれているのだろうか、浜手の祭の折りによく出てくる祭り寿司のことである。

この時期になると、いつも行く喫茶店のオバチャンが作る、押し寿司が待ち遠しく
なる。ごはんに酢をして、コノシロの身で包む。それをラップして、上に雑誌や電
話帳等を積み上げる。ある程度時間が経過すると魚と酢と御飯がほどよく馴染んで
食欲をそそる。これは、美味い。

そういえば、今年は、まだ食べていない。明日にでもリクエストしょう。

                             インスピ

【GOURMET/MAIN No.553】著者 OMEME 1992/09/29 22:19:58 972 byte
《コメント先 No.550 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』秋鯖だって,そして,茄子はやはり

I.Pさん,私も刻舟さんの説と同じ考えです,「秋茄子は嫁に喰わすな」との

言い方は最も有名ですが,決して茄子だけに限らないと思います。

秋鯖と言う地方もあるかも知れないのです,確か柳田国男が述べていたように記

憶しています,彼の全集は持っているのですが調べるのが大変です,この著書な

どはCDにして単語単位で検索出来たらすばらしいのですがね。

さて,茄子が体を冷やすかどうかになりますが,中国料理では体を冷やす食べ物

と体を暖める食べ物をはっきりと分けているのです。

胡瓜や茄子は体を冷やす食べ物とされています,ですから,原典は知りませんが

刻舟さんの説の中で食べ過ぎを諌めた言葉とこの料理の考えとがあって茄子が代

表されたのでしょう。

今は茄子と油が合うのでそんな料理が多いですが,鴫(しぎ)焼きと言う茄子料

理があります,茄子を皮を剥いて焼いて味噌を付けて又焼くものです,これはち

ょっと栄養は偏ります,でも,確かに旨いのです。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.551】著者 KOKUSHU 1992/09/29 18:18:12 190 byte
《コメント先 No.550》
『題名』そのように/刻舟

 たしか、聞いています。

 しかし、こういった格言は、地方で様々ですから、秋に旨いもので、つい食べ過ぎ

そうになるものでしたら、何でも当てはまるのではないでしょう。

【GOURMET/MAIN No.552】著者 I.P 1992/09/29 21:14:49 874 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』松前寿司に焼き茄子>I.P

サンガーデンで泳いで帰ってきたら、鯖寿司に焼き茄子という献立であった。

思わず、笑ってしまった。

鯖寿司というのは、普通のバッテラのように薄い切り身と透き通るような昆布では
なく、肉厚の鯖、肉厚の昆布でくるまれた見事な一物であった。プラスティックの
包丁がついた本格派のものだった。

鯖寿司が出てきて思い起こすのが、「つなし寿司」あるいは、「コノシロ寿司」と
呼ばれているのだろうか、浜手の祭の折りによく出てくる祭り寿司のことである。

この時期になると、いつも行く喫茶店のオバチャンが作る、押し寿司が待ち遠しく
なる。ごはんに酢をして、コノシロの身で包む。それをラップして、上に雑誌や電
話帳等を積み上げる。ある程度時間が経過すると魚と酢と御飯がほどよく馴染んで
食欲をそそる。これは、美味い。

そういえば、今年は、まだ食べていない。明日にでもリクエストしょう。

                             インスピ

【GOURMET/MAIN No.553】著者 OMEME 1992/09/29 22:19:58 972 byte
《コメント先 No.550 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』秋鯖だって,そして,茄子はやはり

I.Pさん,私も刻舟さんの説と同じ考えです,「秋茄子は嫁に喰わすな」との

言い方は最も有名ですが,決して茄子だけに限らないと思います。

秋鯖と言う地方もあるかも知れないのです,確か柳田国男が述べていたように記

憶しています,彼の全集は持っているのですが調べるのが大変です,この著書な

どはCDにして単語単位で検索出来たらすばらしいのですがね。

さて,茄子が体を冷やすかどうかになりますが,中国料理では体を冷やす食べ物

と体を暖める食べ物をはっきりと分けているのです。

胡瓜や茄子は体を冷やす食べ物とされています,ですから,原典は知りませんが

刻舟さんの説の中で食べ過ぎを諌めた言葉とこの料理の考えとがあって茄子が代

表されたのでしょう。

今は茄子と油が合うのでそんな料理が多いですが,鴫(しぎ)焼きと言う茄子料

理があります,茄子を皮を剥いて焼いて味噌を付けて又焼くものです,これはち

ょっと栄養は偏ります,でも,確かに旨いのです。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.554】著者 OMEME 1992/09/29 22:21:09 614 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』乾鮎出汁って

秋は食べ物の話題が多くなりますが,もう一つです,実は医師会関係の本に某医師

が随筆に載せていたのですが,蕎麦のタレには乾鮎の出汁が最高だが贅沢すぎる

ので鰹節を使ってうんぬんとありました,ハゼの出汁をお雑煮に使うのは知って

ましたが,鮎の干したのが蕎麦の出汁になるなんてしかもそれが最高だなんて知

らなかった。

一度この出汁で蕎麦を食べてみたいものだ,しかし,乾鮎なんてどこで売ってい

るのかも知らない,そろそろ,落ち鮎の時期だが本当に旨いのか試してみたい,

どなたか,知っておられたらお知らせください。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.555】著者 DOTERA 1992/09/29 22:41:32 124 byte
《コメント先 No.552 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』鯖寿司

 このへんの祭り、姫路市北部(10/9,10)にあるところは
みんな鯖寿司を作りますがなぜでしょう??

dotera

【GOURMET/MAIN No.556】著者 KOTATSU 1992/09/30 07:11:40 336 byte
《コメント先 No.547 このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』生臭い寿司は...こたつねこ

「嫌い」です。
はっきりいって,口に近づけるだけで,気分が悪くなります。
猫族の一員としては,特異な習性ですが,どうしてもだめです。
「鯖寿司」「鮒寿司」なんて,天敵です。
あぁ,人間というのはなんと恐ろしいものを食べるのでしょうか...

                         こたつねこ

【GOURMET/MAIN No.557】著者 MIYUKI 1992/09/30 10:33:35 480 byte
《コメント先 No.556 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』そうかなぁ? 

鮒寿司はともかく、鯖寿司は生臭いとは思わないけど・・・・・

私は時々某割烹料理屋さんの昆布で巻いた鯖寿司を食べますが、

昆布が脱臭するのでしょうね、臭いは気になりませんよ。

しかし、昔の人の知恵って、スゴイと思います。

青みの魚を調理する時は必ず臭いを消す、しょうがや梅干しを

使うでしょう。
                       実由希

PS:インスピさん、びっくりさせないで。

   一瞬、自分の記憶が間違ってたかと慌てちゃったわ。


【GOURMET/MAIN No.558】著者 I.P 1992/09/30 11:33:18 234 byte
《コメント先 No.557》
『題名』ごめん、だけど。。>I.P

私の親も、間違ってそう言うてました。

刻舟さんや、オメメ先生も言われるように、もしかしたら地方によっては
そういう言い方があるのかも知れません。

                      インスピ

【GOURMET/MAIN No.559】著者 OMEME 1992/09/30 16:09:45 2908 byte
《コメント先 No.555 このメッセージに対するコメントが 3件あります》
『題名』サバ街道

どてちゃんの質問は凄い所を突いていますね。

私が鯖寿司が旨かったとアップして,その下に「秋鯖や若狭生まれの京育ち 妙女」

の句を載せましたね,実は妙女なる歌人はいつ頃の人か知りませんが,多分,若狭

湾で取れた鯖を馬の背に乗せて悪くならない内にと急いで京に向かっている状況

を思い浮かべて多分鯖寿司を食べたのではないかと私自身と同じ様な考えだった

ので一緒にアップしたのです。

実はかなり昔から若狭湾と京との間にはサバ街道と言うのがあって,サバに限ら

ないのでしょうが魚介類を搬入する道があったのです。

このサバ街道が現在では冷凍や運送技術の発達によって,食べている者にはもはや

想像すら出来なくなり,なお,旬もわからなくなっています,そんな思いをアップ

したのですが,どてちゃんはやはり感じていたのですね。

さて,祭りになぜ鯖寿司をたべるのかですが,祭りに鯖寿司を食べるのは別に姫路

地区だけではないようです,赤穂でもそうでしたし,調べてはいませんが各地に

あるのではないでしょうか。

祭りがその地区の人々だけの行事ではなくなり,他の地区の人々を招いたり,招

かれたりし始めると当然食事は保存のよいものになりますから寿司が使われるの

は不思議ではありません,ではなぜ鯖かとなると単にその地方で取れる魚介類を

使っただけだとの考えも出来ましょう,しかし,私にはもう少し神事にかかわる

なにものかがあるように思います。

秋になると山間部と海辺の海産物の交換が激しくなり,多分,このサバ街道と同

じような通路が各地にあったものと想像されます,昔話に「牛方山姥」と言うの

があって,牛の背に乗せた塩鯖を運ぶ男が山姥にであったと言う話なんですが,

これは各地にあるようです。

この話の元は塩鯖を運ぶのにも当時はいろいろと危険があって,その危険を山姥

にたとえたのでしょう,その山姥の難を避ける為に山道などの境に鯖を供えたと

言う風習は残っていたようです。

これとは別に阿波から土佐へ越える八坂八浜(この地名も海と山を象徴している

ようです)に鯖大師伝説があり,これは日本全国にある弘法大師伝説の変形みた

いな物で,なぜか弘法大師ではなく僧行基となっています。

この伝説のあらましは,ある男が塩鯖を馬に乗せて運んでいるときに一人の僧が

鯖を一匹わけてくれと頼みます,男が断わると,僧が一首の歌を詠みます。

「大阪や八坂坂中鯖一つ,行基にくれで馬の腹病む」と詠むとたちまち男の馬は

腹を病んで動けなくなります,そこでこれは偉い僧に違いないと謝り鯖を一匹差

し出すとその僧は四句目の「くれで」の「で」を「て」に直し「病む」を「止む」

と詠めるようにしたら,たちまち馬は元気になったとあります。

この鯖大師の話は九州にもあるそうで,変形したものは各地にありそうです,お祭

りは特に秋のお祭りは農作物の収穫の祝いの色合いも深いので,この様な信仰か

ら鯖寿司が供えられそして食べられ様になったのではないでしょうか。

その証拠に海岸部から山間部に入る境にはよく鯖地蔵と言うのが立っていたそう

です。

今回のどてちゃんの質問は奥が深いのでテレビあたりで追求してくれると面白い

のだが,グルメとしてはこんな話を思い浮かべて食べるのもより味わいを増しそ

うです。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.560】著者 KOKUSHU 1992/09/30 16:25:04 412 byte
《コメント先 No.559 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』鯖街道/刻舟

 あの句を読んだとき、たしかに鯖街道だな、と思いました。

 鯖街道は、最近何かのテレビコマーシャルで有名になりましたが、もう何年前に

なりますか、わざわざ、車で走りにいったことがあります。

 鯖街道、正式名は若狭街道、かなり道幅の狭い難所が多く、ドライブとしては

快適ではありませんでしたが、歴史の流れとしては、いろいろと思いを馳せる

街道でした。

 最後は、大原の三千院でした。


【GOURMET/MAIN No.551】著者 KOKUSHU 1992/09/29 18:18:12 190 byte
《コメント先 No.550》
『題名』そのように/刻舟

 たしか、聞いています。

 しかし、こういった格言は、地方で様々ですから、秋に旨いもので、つい食べ過ぎ

そうになるものでしたら、何でも当てはまるのではないでしょう。

【GOURMET/MAIN No.552】著者 I.P 1992/09/29 21:14:49 874 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』松前寿司に焼き茄子>I.P

サンガーデンで泳いで帰ってきたら、鯖寿司に焼き茄子という献立であった。

思わず、笑ってしまった。

鯖寿司というのは、普通のバッテラのように薄い切り身と透き通るような昆布では
なく、肉厚の鯖、肉厚の昆布でくるまれた見事な一物であった。プラスティックの
包丁がついた本格派のものだった。

鯖寿司が出てきて思い起こすのが、「つなし寿司」あるいは、「コノシロ寿司」と
呼ばれているのだろうか、浜手の祭の折りによく出てくる祭り寿司のことである。

この時期になると、いつも行く喫茶店のオバチャンが作る、押し寿司が待ち遠しく
なる。ごはんに酢をして、コノシロの身で包む。それをラップして、上に雑誌や電
話帳等を積み上げる。ある程度時間が経過すると魚と酢と御飯がほどよく馴染んで
食欲をそそる。これは、美味い。

そういえば、今年は、まだ食べていない。明日にでもリクエストしょう。

                             インスピ

【GOURMET/MAIN No.553】著者 OMEME 1992/09/29 22:19:58 972 byte
《コメント先 No.550 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』秋鯖だって,そして,茄子はやはり

I.Pさん,私も刻舟さんの説と同じ考えです,「秋茄子は嫁に喰わすな」との

言い方は最も有名ですが,決して茄子だけに限らないと思います。

秋鯖と言う地方もあるかも知れないのです,確か柳田国男が述べていたように記

憶しています,彼の全集は持っているのですが調べるのが大変です,この著書な

どはCDにして単語単位で検索出来たらすばらしいのですがね。

さて,茄子が体を冷やすかどうかになりますが,中国料理では体を冷やす食べ物

と体を暖める食べ物をはっきりと分けているのです。

胡瓜や茄子は体を冷やす食べ物とされています,ですから,原典は知りませんが

刻舟さんの説の中で食べ過ぎを諌めた言葉とこの料理の考えとがあって茄子が代

表されたのでしょう。

今は茄子と油が合うのでそんな料理が多いですが,鴫(しぎ)焼きと言う茄子料

理があります,茄子を皮を剥いて焼いて味噌を付けて又焼くものです,これはち

ょっと栄養は偏ります,でも,確かに旨いのです。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.554】著者 OMEME 1992/09/29 22:21:09 614 byte
《このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』乾鮎出汁って

秋は食べ物の話題が多くなりますが,もう一つです,実は医師会関係の本に某医師

が随筆に載せていたのですが,蕎麦のタレには乾鮎の出汁が最高だが贅沢すぎる

ので鰹節を使ってうんぬんとありました,ハゼの出汁をお雑煮に使うのは知って

ましたが,鮎の干したのが蕎麦の出汁になるなんてしかもそれが最高だなんて知

らなかった。

一度この出汁で蕎麦を食べてみたいものだ,しかし,乾鮎なんてどこで売ってい

るのかも知らない,そろそろ,落ち鮎の時期だが本当に旨いのか試してみたい,

どなたか,知っておられたらお知らせください。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.555】著者 DOTERA 1992/09/29 22:41:32 124 byte
《コメント先 No.552 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』鯖寿司

 このへんの祭り、姫路市北部(10/9,10)にあるところは
みんな鯖寿司を作りますがなぜでしょう??

dotera

【GOURMET/MAIN No.556】著者 KOTATSU 1992/09/30 07:11:40 336 byte
《コメント先 No.547 このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』生臭い寿司は...こたつねこ

「嫌い」です。
はっきりいって,口に近づけるだけで,気分が悪くなります。
猫族の一員としては,特異な習性ですが,どうしてもだめです。
「鯖寿司」「鮒寿司」なんて,天敵です。
あぁ,人間というのはなんと恐ろしいものを食べるのでしょうか...

                         こたつねこ

【GOURMET/MAIN No.557】著者 MIYUKI 1992/09/30 10:33:35 480 byte
《コメント先 No.556 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』そうかなぁ? 

鮒寿司はともかく、鯖寿司は生臭いとは思わないけど・・・・・

私は時々某割烹料理屋さんの昆布で巻いた鯖寿司を食べますが、

昆布が脱臭するのでしょうね、臭いは気になりませんよ。

しかし、昔の人の知恵って、スゴイと思います。

青みの魚を調理する時は必ず臭いを消す、しょうがや梅干しを

使うでしょう。
                       実由希

PS:インスピさん、びっくりさせないで。

   一瞬、自分の記憶が間違ってたかと慌てちゃったわ。


【GOURMET/MAIN No.558】著者 I.P 1992/09/30 11:33:18 234 byte
《コメント先 No.557》
『題名』ごめん、だけど。。>I.P

私の親も、間違ってそう言うてました。

刻舟さんや、オメメ先生も言われるように、もしかしたら地方によっては
そういう言い方があるのかも知れません。

                      インスピ

【GOURMET/MAIN No.559】著者 OMEME 1992/09/30 16:09:45 2908 byte
《コメント先 No.555 このメッセージに対するコメントが 3件あります》
『題名』サバ街道

どてちゃんの質問は凄い所を突いていますね。

私が鯖寿司が旨かったとアップして,その下に「秋鯖や若狭生まれの京育ち 妙女」

の句を載せましたね,実は妙女なる歌人はいつ頃の人か知りませんが,多分,若狭

湾で取れた鯖を馬の背に乗せて悪くならない内にと急いで京に向かっている状況

を思い浮かべて多分鯖寿司を食べたのではないかと私自身と同じ様な考えだった

ので一緒にアップしたのです。

実はかなり昔から若狭湾と京との間にはサバ街道と言うのがあって,サバに限ら

ないのでしょうが魚介類を搬入する道があったのです。

このサバ街道が現在では冷凍や運送技術の発達によって,食べている者にはもはや

想像すら出来なくなり,なお,旬もわからなくなっています,そんな思いをアップ

したのですが,どてちゃんはやはり感じていたのですね。

さて,祭りになぜ鯖寿司をたべるのかですが,祭りに鯖寿司を食べるのは別に姫路

地区だけではないようです,赤穂でもそうでしたし,調べてはいませんが各地に

あるのではないでしょうか。

祭りがその地区の人々だけの行事ではなくなり,他の地区の人々を招いたり,招

かれたりし始めると当然食事は保存のよいものになりますから寿司が使われるの

は不思議ではありません,ではなぜ鯖かとなると単にその地方で取れる魚介類を

使っただけだとの考えも出来ましょう,しかし,私にはもう少し神事にかかわる

なにものかがあるように思います。

秋になると山間部と海辺の海産物の交換が激しくなり,多分,このサバ街道と同

じような通路が各地にあったものと想像されます,昔話に「牛方山姥」と言うの

があって,牛の背に乗せた塩鯖を運ぶ男が山姥にであったと言う話なんですが,

これは各地にあるようです。

この話の元は塩鯖を運ぶのにも当時はいろいろと危険があって,その危険を山姥

にたとえたのでしょう,その山姥の難を避ける為に山道などの境に鯖を供えたと

言う風習は残っていたようです。

これとは別に阿波から土佐へ越える八坂八浜(この地名も海と山を象徴している

ようです)に鯖大師伝説があり,これは日本全国にある弘法大師伝説の変形みた

いな物で,なぜか弘法大師ではなく僧行基となっています。

この伝説のあらましは,ある男が塩鯖を馬に乗せて運んでいるときに一人の僧が

鯖を一匹わけてくれと頼みます,男が断わると,僧が一首の歌を詠みます。

「大阪や八坂坂中鯖一つ,行基にくれで馬の腹病む」と詠むとたちまち男の馬は

腹を病んで動けなくなります,そこでこれは偉い僧に違いないと謝り鯖を一匹差

し出すとその僧は四句目の「くれで」の「で」を「て」に直し「病む」を「止む」

と詠めるようにしたら,たちまち馬は元気になったとあります。

この鯖大師の話は九州にもあるそうで,変形したものは各地にありそうです,お祭

りは特に秋のお祭りは農作物の収穫の祝いの色合いも深いので,この様な信仰か

ら鯖寿司が供えられそして食べられ様になったのではないでしょうか。

その証拠に海岸部から山間部に入る境にはよく鯖地蔵と言うのが立っていたそう

です。

今回のどてちゃんの質問は奥が深いのでテレビあたりで追求してくれると面白い

のだが,グルメとしてはこんな話を思い浮かべて食べるのもより味わいを増しそ

うです。

                                 オメメ


【GOURMET/MAIN No.560】著者 KOKUSHU 1992/09/30 16:25:04 412 byte
《コメント先 No.559 このメッセージに対するコメントが 1件あります》
『題名』鯖街道/刻舟

 あの句を読んだとき、たしかに鯖街道だな、と思いました。

 鯖街道は、最近何かのテレビコマーシャルで有名になりましたが、もう何年前に

なりますか、わざわざ、車で走りにいったことがあります。

 鯖街道、正式名は若狭街道、かなり道幅の狭い難所が多く、ドライブとしては

快適ではありませんでしたが、歴史の流れとしては、いろいろと思いを馳せる

街道でした。

 最後は、大原の三千院でした。

【GOURMET/MAIN No.573】著者 I.P 1992/10/02 22:47:32 564 byte
《このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』秋鯖は、嫁に食わすな>I.P

とうとう、発見した!

キチンとした辞典に掲載されていた。

これで、親が間違っていなかったことを証明出来た。美由樹ちゃんの記憶違いも、刻舟
さんの、「へー」にも、胸を張って、私は正しかったと、断言出来そうだ。

出展は、キャラのママが、明らかにすると思う。今夜、呑みに来て正解立った。

NAME先生の説も、刻舟さん、オメメ先生の説も全部正しいことも判明した。

確かに、「秋鯖は、嫁に食わすな」というのは、類として掲示されている。これで、
やれやれだ。
                                インスピ

【GOURMET/MAIN No.574】著者 I.P 1992/10/03 00:46:15 148 byte
《コメント先 No.573》
『題名』漢字の誤りが2ケ所。I.P
一番、大きな間違いは、出展、出典。
次は、た、立
どちらも、スナック、オアポケ2が原因。
液晶というのは、見えにくい。
【GOURMET/MAIN No.575】著者 KYARA 1992/10/03 04:03:03 1422 byte
《コメント先 No.573 このメッセージに対するコメントが 2件あります》
『題名』お答えします>KYARA

「成語林」です。 尾上兼英[監修] 旺文社発行

今日買い求めたばかりだったのです。店で 見ていると I.Pさんが

それそれとばかりに ご覧になって突然子供のように大はしゃぎ、、、

「あったぞー」と それは嬉しそうなお顔でした。皆さんに見せてあげたかった。

無邪気なかわいいお顔でした。

秋茄子嫁に食わすな

語源ー秋なすび早酒の粕につきまぜて棚におくとも嫁{嫁が君 の略で ねずみの
   異名}に食はすな  という和歌から出たとする説がある

「にくい嫁に食べさせるな」の意とする説がふつうであるが 逆に「体を冷やすので

大事な嫁には食べさせるな」また「秋なすは種が少ないので子種がなくなるといけない

から(逆に種が多いのではらみやすくなるといけないから)嫁には食べさせるな」と

解釈する説もある。  なす(東日本) なすび(西日本) 

秋鯖嫁に食わすな

秋かますは嫁に食わすな

五月蕨(わらび)は嫁に食わせるな

と類語欄にありました。ついでに もうひとつ

秋茄子嫁に食わせて七里追う

嫁=ねずみ に美味な秋なすを食われたので どこまでも追っていく

体を冷やして毒だという秋なすを嫁に食わせ そのうえ七里も離れた所まで仕事に

追いやるという解釈もある。   なんだか恐くなってきた。
 
 故事ことわざ慣用句の辞典ですが 誤用しやすい成語とかの特記もあって

 本当におもしろい。17,000項目も載っています。I.Pさんは前から

 欲しいと思っていたそうなので 早速お買いになるでしょう。

                          KYARA
【GOURMET/MAIN No.577】著者 I.P 1992/10/03 09:24:23 1140 byte
《コメント先 No.575》
『題名』出典が明らかにされて>I.P

>「成語林」です。 尾上兼英[監修] 旺文社発行
>今日買い求めたばかりだったのです。店で 見ていると I.Pさんが
>それそれとばかりに ご覧になって突然子供のように大はしゃぎ、、、
>「あったぞー」と それは嬉しそうなお顔でした。皆さんに見せてあげたかった。
>無邪気なかわいいお顔でした。

店に入ると、カウンターに「成語林」が、どんと置いてあった。

ママは、「つきだし」にカラシ茄子があると言いながら、思いだし笑いする。そして、
「あれは、一生の恥でしたね。」などと憎らしいことを言った。

まぁ、私も過去にさんざん、ネットで恥をかいているから開き直っている。いちいち、
気にしていたら、こんなに長くネットワーカーは続けられない。

ままよとの思いで、「成語林」を手にとり、「秋茄子」の項を調べてみた。最後の類語
のところで、「秋鯖は嫁に食わすな」というのを発見した。ママも、まだ調べていなか
ったようだ。それで、冒頭に引用したような場面になったものと思う。鬼の首を取った
ような騒ぎになっていたのかも知れない。。

出典は、ママが、私が書き込むというので昨夜は明らかにしなかった。それにしても、
深夜の入力、ありがとう!

                              インスピ


【GOURMET/MAIN No.578】著者 OMEME 1992/10/03 11:43:50 736 byte
《コメント先 No.575》
『題名』やりましたねI.Pさん


やりましたねI.Pさん,KYARAさんの報告が本当に目に見えるようです。

辞書の活字を追いかけていて,載っているのではないかと期待しながら,見つけ

た時に体中にサッとアドレナリンの回る感じがわかって,次第に嬉しさが増して

きて,やがて,頬の筋肉が緩みだし,目が輝いて行く,そして,その余韻でしば

らくはニャニャが続くのであります。

これはもうパソ通の麻薬みたいな物でやがて早くアップしたくなります。

快楽の極みでもあります,私も職場や家庭で時々このニャニャが突然はじまるの

で,みんなは発作が始まったと言っています。

この一部始終を他人が観察出来る機会はめったにありません,KYARAさんは

ラッキ−でしたね。

                                オメメ 
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追加・・・

編集ミスだった。コピペミスで、同じ箇所をダブッたりしていた。この問答には、NAME先生もからまれていた・・・

【GOURMET/MAIN No.567】著者 NAME 1992/10/01 14:52:13 890 byte
《コメント先 No.553》
『題名』秋茄子を嫁に

はりまタウンネットゴルフの翌日から電子情報通信学会75周年記念大会で東京にいて

帰ってくると身毒がいっぱい.

秋茄子を嫁にくわすな.ですね.

これは私が子供の時亡き母から良く聞かされていました.

嫁イビリの言葉なんです.昔は野菜の煮つけが食卓の主役で,魚とか肉はご馳走さまの

時代でした.秋茄子は身が閉まり小さな種の集まりが出来掛けていて,胡麻油を少し入

れて醤油で炊くとおいしいのです.ですから,意地悪婆あさんは嫁に食べさせないで,

自分だけそっと食べると言うことなんです.昔昔の婆さんのささやかな楽しみが想像で

きます.なんてトシですかね,私も.

調べてみると,室町時代から庶民の間で使われていたようです.

辞書の第2の意味としては,おめめ先生と刻舟さんがアップして居られたように,体が

冷えるので子だねにさしつかえると言う心配から嫁にくわすなとの意味がありました.

柳田国男の本は読んでません.                      NAME