JSC月報12号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
月報第11号は年内に間に合うかなと、やきもきしていたら速達で届いた。(金澤編
集長ご苦労様です)今回も得平先生から寄稿してもらった。有難うございます。商店
街事務所の仕事納めに、滑り込みセーフだった。毎回、女子事務員の手を煩わしてい
る。印刷が終わり封筒に詰めて発送したのが、郵便局の窓口が閉まる寸前だった。姫
路に近い会員さんには年内に届いているかもしれない。
<正月元旦>
姫路の商店街では、元旦の午前0時〜3時という深夜の時間帯に、希望店舗のみが店
をオープンして、元旦市を開催している。今年で10年目だ。約10万人という凄い
人が出る。僅か数名の発案でスタートした、この行事も地元に定着し、新年の風物詩
となったようだ。初年度は反対していたお店も、あまりの反響の凄さに驚いて次第に
参加するようになった。帰宅して寝床に入ったのは午前4時を回っていた。
<正月2日>
リバーシティSCならびに西武のザ・モールの初売り。スポーツジムの帰途、西武に
立ち寄った。石野館長と渡辺マネージャーに会い喫茶店で話を聞く。売れる時に売ろ
うという姿勢で徹底している。その裏には厳しい現実がある。大手もなかなか大変な
のだ・・・・・・郊外立地は駐車台数で勝負が決まる。SCに於ては、1台分のパーキング
スペースは、年間800〜1000万円の売り上げに匹敵するという目安は大体にお
いて正しい。
<某月某日>
新年の挨拶に訪問された、ある問屋の社長が、雑談の中で最近の業界情報に触れられ
たが、いずれも我々の月報紙上で報告があった事柄ばかりだった。参考までにと月報
を提示してあげた。自画自賛になるが、我々の月報も、これでなかなかの情報を内蔵
しているようだ。皆さんのネットワークのお陰だと感謝している。
<某月某日>
新年早々に、徳島の「こんどう」さんに電話した。昨年末に、2店舗を出店され、な
かなか好成績を上げておられるという噂をキャッチしているので、月報原稿をお願い
した次第だ。「わかった、書く!」との力強い返事を頂戴した。
<某月某日>
商店街歩行中に携帯電話が鳴った。加藤君からだ。理事会日時の確認だった。2月7
日という日だけ決めてあった。場所の設定を彼に頼んでいたのだった・・・・・・JSF総
会の都合もある。大阪でも和歌山でも異存はない。(後日、連絡が入り、JR和歌山
駅前のターミナルホテルと決定した。)
<某月某日>
スパークル28期生が「姫路リバーシティ」と「ザ・モール姫路」の見学と、岡山メ
ガマートの商業視察に来られるようだ。商業界の茂呂氏から連絡があり、お世話役を
仰せ付かった。平均年齢27才とのこと。会員店にもスパークル卒業生が多い。
<某月某日>
姫路商店街連合会で実施したクリスマスセールの結果発表があった。抽選券の引き取
り冊数は、一昨年に比較して8割にもならない。周辺に大型店が相次いでオープンし
た余波だ。商圏がますます分割されていく・・・・・・景品の商品券回収率は高額面券(
5千円)では、99%以上の回収率だが、小額面券(5百円)では、86%だった。
同じ5千円でも、5百円券10枚にするほうが負担が軽い。漠然とそうなるだろうと
思っていたが、数字が明確に示してくれた。
<1月17日>
未明、激震に目覚める。姫路は震度4。神戸は震度6。震源地は淡路島の地下20キロの
ところで、震度7.2 だと放送している。平成7年兵庫県南部地震と命名された。出社
してみれば、本店屋上の受水槽からの配管が破裂してエレベータ回りは水浸しになっ
ていた。交通機関もストップして、社員の大半が出社できない。陸の孤島状態になっ
てしまい、予定されていた商業界スパークルの研修も中止となる。兵庫県をはじめ近
畿各地の被害は甚大なものとなるでしょう。
<某月某日>
平成7年兵庫県南部地震は、時間の経過とともに、その被害の大きさが明らかになっ
てくる。特に、長田地区のケミカル問屋さんが密集しているところは酷い。金城商店
、日下部商店神戸営業所は、どちらも全焼とのこと。その他、まだまだ被害を被られ
た取引商社も多数あると思う。心よりお見舞い申し上げたい。また、神戸のケミカル
製造メーカーは、ほとんど全滅だと言っても過言ではないでしょう。インポートもの
が、ますます脚光を浴びるものと思う。
<某月某日>
藤本君から電話が入る。岡山から水中翼船にて、理事会に出席するとのこと。東から
は、新大阪まで新幹線が開通した。どうやら、理事会は開催可能のようだ。
----------------------------------------------------------------------------
![]() |
![]() |
![]() |