JSC月報13号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
FAXで月報12号の校正稿が入電した。阪神大震災関連の情報が満載されている。
完成稿が届くのを待っていると会員への郵送が遅れる。そのままコピー加工の上印刷
して会員に発送した。土曜日だったので、郵便局も夜間窓口で料金別納サービスをし
てくれない。切手を貼る。月報も、断り状も、切手の貼り方も全て見苦しいが、今回
だけは、事情をご理解下さい。
<某月某日>
ニフティサーブで、兵庫同友会の世話人をしている星電社の坂下氏宛に、阪神地区の
商業界同友に、お見舞いメールを送信した。彼もニフティFAXを常に利用して連絡
をくれていたが、この状態では、読む余裕がないかもしれない・・・・・・
<某月某日>
理事会案内のFAX番号を間違えて、電話番号を記入していた。月報の表紙に記して
あるのが正しい。ワシントン靴店の北川さんから電話で、2月7日の理事会は欠席と
連絡があった。その他、電話をとるとFAXの送信音が流れるだけのものが多数あっ
たようだ。ご迷惑をおかけした。申し訳ない。
<某月某日>
月報12号を見て、川越の早川さんから電話が入る。問屋さんの消息を問い合わせて
こられた。事業所は倒壊しているが無事だと伝える。松山の鶴田さんから電話。SC
入居条件についての問い合わせだ。休会されているので月報の郵送もしていない。情
報交換というのも難しいものだ・・・・・・
<某月某日>
和歌山で、久方ぶりに篠原会長の顔を見る。お元気そうだった。JSFの総会に引き
続いてJSCの理事会。近藤、加藤、藤本、雲丹亀、篠原と出席者は5名だけだった
が委任状も含めて成立した。話題は、やはり阪神大震災。月報第12号が銀行への事
情説明に役立った話などが出た。篠原会長から、JSCの会費を半額にすればとの提
案があり、次年度(4月)から実施と理事会で決議。当然、総会議案とする。次年度
の活動は交通網が回復してからにしてもらう。月報に、篠原会長の回顧録連載をお願
いした。1ケ月程度の準備期間をおいて開始して下さるそうだ。
<某月某日>
JR山陽本線が、大阪から住吉まで開通した。代替バスを三ノ宮、神戸と乗り継いで
帰社した。住吉で代替バスの乗り場まで黙々と歩く。倒壊家屋や半壊家屋、傾いてい
まにも崩れそうなレンガ造りのビルの横を通る。道端で炊事している人達、家財道具
を運び出している方達の姿も散見された。救護本部のテントが設けられていた。三ノ
宮では、そごう百貨店、新聞会館を見た。ほとんど使用不可だ。それでも、営業を再
会している喫茶店、パン屋さん、文具屋さん、薬局等もチラホラあった。元町ではパ
チンコ屋がすでに営業していた。神戸から再びJR。長田の焼野ヶ原状態を通過した
時は、思わず、黙とうしていた・・・・・・
<某月某日>
礼状が届く。「私は神戸が好きです」で始まる文面には、復興へ向けての決意がこめ
られている。頑張ってほしい。同封の緊急出版「阪神大震災」という神戸新聞社発行
の写真集は被災状況も生々しいものだ。この新聞社は三ノ宮駅前の新聞会館に本社を
置いていたのだが、いまは京都新聞社に居候の身だ。
<某月某日>
震災以来、初めてコンサートに行く。NHKプライム11で紹介されて以来、高人気
の胡弓演奏会だ。楊 興新(ヤン シンシン)という中国からやってきた第一級の奏
者を迎えて、チャリティーコンサートが開催された。姫路市民会館は満席であった。
終了後、サインをねだる観客の長い行列が続いていた・・・・・・
<某月某日>
藤本さんから電話。「ポイントカードの現物を送ろうか?」「???」性急に言われ
ても返事のしようがない。よく話を聞けば、月報に、ポイントカードについて寄稿し
てくれたようだ。編集は東京だが、印刷、発送は本部からなので、直接、姫路に送る
つもりらしい。部数を告げる。有難いことだ・・・・・・
<某月某日>
商業界兵庫同友会から、被災状況についてのアンケート用紙がFAXで届く。神戸地
区も、震災から約一ケ月を経過して、落ち着きを取り戻したようだ。早速、返信して
おいた。集計結果を早く知りたい・・・・・・
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