事務局きまぐれ日誌(第24号)


JSC月報24号

事務局きまぐれ日誌

<某月某日>
年末の多忙な時期に新大阪ワシントンホテルで理事会を開催した。近藤副理事長
加藤理事、藤本理事、渡部理事、相良監事が集合。次年度の事業計画の大綱をと
りまとめた。その内容は、先月号の月報で加藤君が発表してくれている。

<某月某日>
時代がウィンドウズだというので、遅ればせながら、私もRAMを増設してシス
テムを切り替えた。それでも、まだ3.1。環境が一変したので、大いに戸惑っ
てしまう。一番大事なことは、マイツールが使えるということだ。そして、私の
場合、エディタ(ワープロソフト)と、通信ソフトが使用可能な状態になること
だ。辞書が一太郎のATOKになったので、漢字変換に手間取るというか日本語
入力ができなくなり慌てた。通信仲間で、腕の立つ方に来社してもらい閉店後に
特訓してもらった。おかげで、この原稿も書き始めることができた。通信人脈は
ありがたいものだ。

<某月某日>
NEC98のディスクトップにウィンドウズ95を登載し、その環境でマイツー
ルが可動している様を目撃した。事務機屋の友人が納入する直前に触らせてくれ
たものだが、長年の夢が現実のものとなった実感がある。日本語入力方法がわか
らなくて、SEに電話で問い合わせている最中だった。すぐに判明した。納入先
は、ザ・モールのお店ということだ。マイツールをいきなりこういう形で使用で
きるなんて羨ましい限りだ。

<某月某日>
前に「ミニ情報」として流した、IBMの手のひらパソコンの件で、インターネ
ットメールで友人に問い合わせたところ、以下の返事があった。この日誌でも触
れたことのある同窓生からだ。彼は電算機会社の課長をしている。
-----------------------------------------------------------------------
Date: Wed, 20 Dec 1995 14:44:39 -0700
From: *****@ss.osaka.jip.co.jp (** *)
To: 雲丹亀忠幸 <PAH01276@niftyserve.or.jp>

亀ちゃん

>IBMのPC−100という手のひらサイズのパソコンなら、マイツール
>や、エディタ、通信ソフトをインストールして尚、100Mもメモリ残が
>あるという。欲しいが、姫路には回ってこない。大阪ならあるかな?

現在型名は、PC110で3機種あり。
1.品名 2431−YD0 メモリ 4MB 
     オープンプライス 17万位 納期1カ月
2.同 2431−YD1 メモリ 8MB 20万位 即納 
3.同 2431−YDW メモリ 4MB HDD260MB29万位 即納

亀ちゃんのいうのは、2431−YDWではないか。
                            以上  ハジメ
-----------------------------------------------------------------------
姫路でも、デモ機を首を長くして待っている仲間がいるが、この情報で一悶着あっ
た。でも、通信ネット上の使用感を読むと、ディスプレイが小さくて難儀されてい
るようでもある・・・・・・

<某月某日>
どんなサブノートがいいのか迷っている。長年、愛用してきた白黒液晶の98ノー
トに代わるものだが、ウィンドウズ95がインストール可能な国産のものか、外国
産のものか、はたまたマックがいいのか迷いだしたらキリがない。そこで、基準を
決めた。1.マイツールが可動すること。2.通信ソフトが数種類可動すること。
3.エディタも複数のものが使用できること。4.カラー液晶のもの。だいたい、
こんなところだが、マックでも、ウィンドウズマシンでも上記の基準はクリァーし
ている。やはり、マイツールが条件の第1位にくる。これは、マイツールユーザー
なら当然のことだ。やっと、マイツールも本来の意味で、「私の道具」と胸を張っ
て言えるようになりそうだ。今、最有力候補として狙っているのは、IBMのTh
inkPad 530CSだ。多分、外していないと思う。

<某月某日>
広島の井辻さん(西研で、全国的に知名度の高い方)から「和顔愛語」という本が
届いていた。お礼の電子メールを送信しておいたところ、即日、返事が到着した。
彼も西先生同様、ニフティでHPを開設したので、その招待状だった。先月号で触
れたHPが、続々と誕生している。井辻さんも530を愛用されているそうだ。や
はり、私の狙いは当たっていた。そう思って、地元ネット仲間の取扱い店をしてい
る友人に連絡を取ろうとアクセスすれば、メールで見積書が届いていた。先日、私
が書き込んだボードMSGを読んで手回し良くメールを送信してくれていた。こう
いうのも、ネットを利用したビジネスの範疇だろう。

<某月某日>
大牟田の内田さんが倒産したというショッキングなニュースが飛び込んできた。電
話してみると、会長(前社長)さんが電話口に出られ、取り込み中のようだった。
やはり、代表権を先代の息子に譲ったのが間違いだったか・・・・・・折角の正月気分が
吹き飛んでしまった。


JSC月報25号の予定稿が24号に追加されてしまった。

事務局きまぐれ日誌

この号は、私が西 順一郎先生に送信したメールがPATIOに転載されたので、そ
の経過も併せて掲載。

-----------------------------------------------------------------------------

00192/00194 BYA05375 HINANO 雲丹亀新聞から転載
( 1) 96/01/28 07:04


みなさん、こんにちは。
このほど姫路のうにがめ社長からメールが来ましたので、了解を得て転載します。

>> 1 雲丹亀忠幸    PAH01276 96/01/24 14:30
>> 題名:いつも、お世話さまです。

黙って、ROMばかりしています。PATIO開設、おめでとうございます。以下は
例によって、JSC月報掲載予定の私の原稿です。ご笑覧下さい。加藤君のことは、
くれぐれも宜しくお願いします。

[月報原稿]

<某月某日>
先月号で報告したように、地元ネット仲間に電子メールで発注しておいた、IBMの
サブノート(ThinkPad530cs)が入荷したという連絡があった。夕方に
到着メールを発見して、即、生電話してみれば、今からでも、待っていますよとのこ
とだった。今からパソコンを触り始めたら、おそらく夜が明けてしまい、ジムで泳ぐ
時間がなくなるだろう。そう思って翌日にした。結果的に、それが正解だった。翌朝
、午前10時過ぎに物を受け取りに行って、ある程度、私が納得して受け取ったのが
午後4時を少し回っていた。なにしろ、ウィンドウズ95のバックアップを作成する
だけで、フロッピーが41枚も必要だった。いよいよ、マイツールのインストールが
始まり、固唾を飲む思いで画面を眺めていると、見事に立ち上がった。マイツールの
簡単なコマンドで動かしてみると、立派に動く!まさに、感動の一瞬だった。それか
ら、エディターや通信ソフト等々、私が必要とするソフトを試したりしていると時の
経過を忘れてしまった。2日ほどは、事務所に置いて使用していたがとうとう、カバ
ンを購入して屋外に持ち歩きだした。やはり、こういうサブノートは外出先で使わな
ければ、その値打ちが理解できない。今、そのマシンで翌月分の原稿を書き始めたと
ころだ。

<某月某日>
前の月報でお知らせした西 順一郎先生のHP(ニフティ)がPATIOに昇格して
いた。HPなら管理者が月額500円の負担で済むが、PATIOなら月額7,00
0円の設定料金が必要だ。参加する側は、もちろん基本料金のみでO.K。入室の方
法は前の月報でアナウンスしているHPと同様でBYA05375にMMGG555
にされている。BYA05375というのは、西先生のID番号だ。私が西 順一郎
先生が紹介された「すがや みつる」さんの「いまパソコン通信がおもしろい」とい
う本を読んでネット生活を始めたのは、もう何年も前のことだが、その頃に夢見てい
た環境が、やっと現実のものになっていくようだ。

<某月某日>
今年は、正月から嫌なニュースが耳に入る。内田さんが倒産したり、靴の十一番の貫
さんが昨年の十一月にお亡くなりになっていた。全然、その情報は耳にしていなかっ
たので驚いた。ご冥福をお祈りします。
そんなニュースは月報に掲載されていなかったとクリニックス参加の会員さんから指
摘されたが、印刷メディアで届く情報は、1ケ月ほど遅い。原稿校正やら編集作業な
どの工程がある。その点パソコン通信というのは、あっという間に情報が伝わってし
まう。今回のクリニックスのように直接、顔を合わせる機会が度々あれば別だが、そ
れも難しい。せめて月報の発行でもと考えて毎月、コツコツと作成し、お届けしてい
る次第です。全会員がパソコン通信を開始してくれれば、毎日でも情報交換が可能と
なり、こういう印刷物も必要なくなってしまうのだけれど・・・・・・
新年会に、「まつや」さんと仕事面でパートナーを組む株式会社 パーティハウスの
大桑俊男社長が同席された。今回、見学した加藤君の御坊店は、前面駐車場で2店舗
が仲良く同居している。入り口は別だが、店内に仕切り壁はなく、行き来は自由で靴
と衣料だから、レジでの間違いはない。大桑氏というのは、前回のクリニックスで見
学したパームシティSCオーナーの4男坊で、ペガサスクラブの会員。今年、年商1
00億突破の記念パーティを開催されるそうだ。その大桑氏が、自分の会社も全社員
にパソコンを購入させる為に補助金を支給したところ、社内で、パソコンがちょっと
したブームになっていると話されていた。やはり、並みの男ではない・・・・・・
新年会の二次会の後にニフティの仮登録を2日前にしたという加藤君の事務所に押し
かけた。さらに、彼は2月の西 順一郎先生の「電子メール教室」にも参加する予定
だ。最初は誰でも手間取るけれど、軌道に乗ってしまえば、こんな便利なシステムを
いままで知らなかったのかと思われるに違いない。深夜、ホテルに戻り、ほろ酔い気
分のまま、クリニックスの決算と仮払い清算をマイツールで済ましてしまった。やは
り、マイツールは楽だ。今回のクリニックスでは、地元「まつや」の加藤社長になに
からなにまでお世話になった。この紙上を借りてお礼申し上げます。

<某月某日>
この「きまぐれ日誌」には最近、パソコン関連の記事が、やたらと多いと思われてい
る会員もおられると思うが、いまは、本当に過渡期だ。後世の歴史家が、いまの時代
をどのように評価分析し、位置づけるのかは分からないが、その激変の渦中にいて、
冷静な目で時代の変化を認識しておく必要がある。パソコンを購入するのは一種の賭
けだと思う。しばらく待てば、もっと高機能のものが出ると思っていては、いつまで
経っても買えない。こういうものは、単なる道具で、また買い替えればいいというく
らいの気持ちで決断する以外に手はない。それに、限定された額のリスクだから、失
敗しても大した事はない。それでも、情報はないよりあったほうがいいに決まってい
る。西 順一郎先生のサブノートはIBMのThinkPad230だ。当然、マイ
ツールと通信ソフトが稼動している。こういう情報もネットから簡単に入手可能だ。
加藤君から電話があったついでに、先日のクリニックスで私が披露したThinkP
ad530csはどうかと尋ねてみた。もう発注したそうだ・・・・・・

6/01/27(土) 22:07 HINANO(BYA05375)