JSC月報38号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
先月号の加藤君の記事に、松村さんの息子、誠二さんが、サムエル・ウルマンの
「青春とは」という詩を紹介してくれている。私が、この詩を初めて知ったのは
数年前、例によってパソコン通信のボード(掲示板)でだ。姫路獨協大学の名誉
教授で、いまは学部長をされている滑川氏(ハンドルネームは、NAMEさん)
が書き込まれたMSG(メッセージ)によってだった。確かに、肉体的な衰えよ
りも気力が大切だと共感したものだ。結婚式のスピーチなどに、よく引用されて
いたという。
<某月某日>
商業界スパークルクラブ事務局の茂呂氏から、官製ハガキが届いて、ニフティの
IDが記してあった。以前、この月報にも紹介したことがあるが、各自のIDや
インターネットアドレスを知らせてほしいとの要望があったと思いだした。自宅
のパソコンで、即、返信する。ポストに投函するという手間のかかることは、な
かなか面倒だが、パソコン通信なら、気軽なものだ。翌日、礼状が届いていて、
次は、インターネットに挑戦と書いてあった。通信は、いまや、ビジネス社会の
常識となってしまったようだ。
<某月某日>
今朝、午前7時半過ぎに、ある地方スーパーの代表取締役会長から、電話があっ
た。年寄りは朝が早い。(丁度、BS11で、連続テレビ小説「ふたりっ子」を
見ていた時だ。このドラマは、大石 静さんの脚本で、最初の子役が面白くて、
つい、クセになって見始めたものだ。本も購入した。また、週間文春の対談では
、最後まで粗筋や裏話を喋っておられるが、それでも、続けて見てしまう)で、
用件とは、商業システムの料治先生を紹介してほしいというものだった。折り入
って相談したいことがあるという。いろんな人を知っているというのは、有難い
ものだ。電話1本で、アポイントがとれた。
<某月某日>
白内障手術の件だが、手術失敗という例も身近にあった。麻酔の効きが悪く、術
中、少し動いてしまったそうだ。私が入院したのとは異なる病院だったが・・・・・・
しかも、もっとも安静にしておかなければならない、手術直後の日に、医者の反
対を押し切って強引に退院している。家庭の事情があったにせよ、これでは助か
らない。見えるもの全てが、二重にも三重にも重なって見えるそうだ。術後、3
ケ月間は、運動も控えなければならないというのに・・・・・・
<某月某日>
先月号で紹介した、取引金融機関次長宅に、パソコン一式を納入した。私も気に
なっていたので、納入日の前夜、「困った時のRIN」ちゃんの事務所へ行き、
インストール現場に立ち会った。ウィンドウズ95から始めて、必要と思われる
ソフトをインストールする。なかなか時間のかかる仕事だ。RINちゃんという
のは、ソフト開発会社の社長で、優れたプログラマーだ。赤穂ネットのホストシ
ステムを、たった一人で組んでしまった男だ。こういう有能な男が面倒を見てく
れるのだから、次長はラッキーだったと思う。また、このRINちゃんは、パー
ツ屋(部品屋)で、パソコンの部品を揃え、まったくオリジナルなマシンも製作
してしまう。メーカー物なら、1年間の保証があるが、そういうマシンには保証
がない。が、RINちゃんが生きている限り、安心して使用できる。私も1台、
ディスクトップを頼んだ。予算を決め、彼の好きなように組んでもらおうと考え
ている。強力なマシンが出来上がるだろう。楽しみだ。
<某月某日>
HP(ホームパーティ)からPATIO、さらにFORRAMへと、またたく間
に進化させてしまった西 順一郎先生のニフティに置ける辣腕ぶりには、驚がく
している。どういうことかといえば、HPやPATIOというのは、CUG(ク
ローズドユーザーズグループ)で、FORRAMというのは、SIG(スペシャ
ルインタレスティンググループ)だ。とうとう、誰でも入会可能なボードを手中
に収めてしまわれた。新しい場所は、NETWAVEという。ここには、全国か
ら「かもめのジョナサン」達が集まっている。
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