事務局きまぐれ日誌(第47号)


JSC月報47号

[事務局きまぐれ日誌]

<某月某日>
「人が人を呼ぶ」というのは、いかなる場合にも当てはまる。私が関与している
老人ホームでも、一人の入居者から、その親族の方や友人達が関連で見学に来ら
れたり、新しく入居される例がある。新しくオープンした店などは、まさに、口
コミの威力を実感させられる。当然、お客様に対する店側の対応の仕方が大切で
気持ちよく買いものできた方は、友人、知人を連れてリピート客になってくれる
ものだ。

<某月某日>
エルニーニョによる気象異変だけでなくて、いま、日本経済は、不況のど真ん中
にある。物が売れない。識者によると、貯蓄資産の1.5%を全国民が購買に当
てれば、不況から脱出できるとか、1年間に貯蓄する半分だけを消費に回せば、
好況になるとか述べられている。もともと、日本人は、1億総なんとかで、人が
右向けば右という国民性がある。金利の低い時期でも、貯蓄に励む。実際、もの
は家庭内を見回しても溢れている状態だ。欲しいものが見当たらないというのが
現状かもしれない。

<某月某日>
ホームページを、あれこれいじくっていると、画像という問題にぶつかる。いま
までは、ほとんどがテキストファイルだけで、ことが済んでいた。デジタルカメ
ラの機種も増え、誰でもが簡単にデジタル画像を扱えるようになると、それを加
工したくなる。結果を確認する為にカラーでプリントアウトもしたくなる。最近
では、家庭でも、簡単にできるプリンターが随分出回るようになった。用紙も、
光沢紙の上等のものになると、ほとんど印画紙に近いものまで売られている。い
まは、それらを組み合わせて遊んでいる状態だ。以前の月報誌上で披露した「遊
入」の段階だが、試行錯誤を繰り返す間に、自然と身に付くものと信じている。
POPやショーカードも、昔は、ごく一部の熟練者だけが製作していたが、これ
からは、どんなに字がヘタな者でも、どんなに絵がヘタな者でも、パソコンをあ
る程度、扱えるようになると、簡単に作成してしまうだろう。ビジュアルという
問題も、デジタルカメラや、スキャナーというマシンが解決してしまう。問題は
レイアウトのセンスということになる。

<某月某日>
赤穂インターネット研究会設立の案内状が、私のメールボックスに舞い込んだ。
パソコン通信の赤穂ネットの仲間からだった。早速、入会を申し込む。設立総会
の記念講演会の講師は、姫路獨協大学の滑川教授だ。その世話人からの電話で、
個人のホームページの例として、私のホームページを使用させてほしいとの依頼
があって、驚いた。光栄にも思うが、ちと気恥ずかしい。神戸新聞にも当日の朝
刊に記事が掲載されるという話だ・・・・・・

<某月某日>
ネット仲間の車に便乗して、赤穂インターネット設立総会に参加した。会場に着
くと机上に資料が置かれていた。おそるおそる開いてみると、仲間のホームペー
ジと並べて私のトップページがモノクロで紹介されていた。これは、事務局が作
成したものだったが、滑川先生の講演会では、先生が監修したビデオに、カラー
で、私の動くトップページが組み込まれていた。会場に詰めかけた聴衆の注目の
的となってしまった。会場で目立ったのは、やはりデジタルカメラだ。多くの方
が持参されていた。当然、私も「まびか」でデータを収集し、ホームページに追
加しておいた。

<某月某日>
ニフティサーブのメンバーも、インターネットにホームページや電子メールアド
レスが持てるようになった。サービス開始した途端、アクセスが集中して収拾が
つかなくなったようだ。事務局からのお知らせの抜粋を掲示しておこう。
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12月 8日(月)からスタートしましたメンバーズホームページ(ホームページ
開設サービス)のサービス開始と同時に、アクセスが集中して大変混雑し、ご
迷惑をおかけしております。
当社として対応を検討しました結果、この混雑解消のためにメンバーズホーム
ページサービス全般を一時停止し、その間、全力をあげてシステムの増強を行
います。サービスの再開は12月15日(月)を予定しています。今しばらくお待
ちください。
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少し、落ち着いたら、金澤編集長も、インターネットを開始されるものと期待し
ています。