事務局きまぐれ日誌(第48号)


JSC月報48号

[事務局きまぐれ日誌]


<某月某日>
大阪で理事会があり、デジタルカメラで参加理事達を撮影した。丁度、私のホ
ームページにJSCで行った時の旅行記を掲載しているので、それぞれの写真
を貼りつけた。URL:www2s.biglobe.ne.jp/~insphome/ako3.htm

<某月某日>
年末、老人ホームで、餅つき会があり、招待された。近くの中学校の女生徒も
先生に引率され、手伝いに来ていた。核家族化が進んで、もはや一般家庭では
こういう行事も珍しくなってしまったのか、慰問気分というより、興味津々で
目がキラキラ輝いている。入居者の老婦人が、俄然、張り切っていた。昔日の
楽しい思い出が蘇ったような風情だった。イキイキした様子を見ると、私も何
故か嬉しくなる。パソコン仲間の還暦を超えた方も一緒に訪問したのだが、そ
れよりも若い、丁度還暦を迎えた入居者がいる。昔、神戸の港湾関係に従事さ
れていた方だ。阪神・淡路大震災で焼け出され、入居資格の60才を待たずし
てケアホームに入居された方だ。体は元気そのもので、毎日が退屈の連続とい
う羨ましいような境遇だ。特に、パソコン仲間は、昔、船乗りだったので話が
合う。その入居の方が、わざわざ、酒屋から高級ブランディーを配達させて、
酒盛りが始まった。理事長を交え、4名で、1本、空にしてしまった。その勢
いで、夜の街に繰り出そうということになってしまった。まさか、老人ホーム
入居者と一緒に飲みに出るなんて夢にも思っていなかった。

<某月某日>
金澤編集長から、月報47号の完成稿が届く。商店街事務所の仕事納め1日前
という際どいタイミングだった。どうにか、年内発送に間に合った。

<某月某日>
インターネット、インターネットと言っていながら、私の会社の事務所のパソ
コンは、電話回線に接続していない。プロバイダーと法人契約していないから
だ。老人ホームの理事長が、私も役員なのだから、ホームの法人IDを使用し
てもいいという許可をくれた。そのIDで、接続した。でも、単純にネット・
サーフィンできるだけだ。やはり、メールボックスや、ホームページ・サーバ
ーも持ちたい。

<正月元旦>
今年も、姫路みゆき通りでは、元旦午前0時から3時間、元旦市を開催した。
もう例年のことになったので、お客さまも期待しておられる。夜中だというの
に凄い人出だ。その模様をデジタルカメラで撮影し、ホームページに掲載しよ
うとサーバーに接続したところ、ファイルを3枚転送したところで、容量が尽
きてしまった。5メガバイトも用意されているのに・・・・・・しばらく思案してい
たが、不要なファイルを削除して、空き領域を確保し、元旦市ファイルと差し
替えた。まだ、掲示しているので、ご覧ください。

<某月某日>
友人の歯科医の息子(高校3年生)にパソコンの手ほどきをしている。姫路の
トップ高校で主席を続けている優秀な男だ。東大を志望している。頭がいいの
は、パソコンを教えていてもわかる。飲み込みというか理解力が抜群だ。こう
いう男になら重要ポイントだけを伝えればいいだけなので苦労はいらない。私
も、頼りにされているようだ。「習うより慣れろ」というのがパソコンの世界
のようだ。

<某月某日>
転居通知を出しておいたのに、まだ前の住所に届く年賀状も多い。今年はパソ
コンで作成したものも多数届いた。圧巻は、自宅の庭でトラに二人の子供が乗
る姿だった。合成写真だが、あっと驚かされた。実は、末弟からのもので、い
つの間にか、画像処理の腕前を上げてしまった。

<某月某日>
信州上田の「萩原」さんから電話があったそうだ。JSCの会員さんのホーム
ページURLを知らせてほしいという依頼。理事長のURLは、月報に掲載さ
れていると応じ、判明の都度、月報に掲載しますと答えましたとのこと。聞け
ば、「萩原」さんのところでも、商工会議所の実験で「ホームページ」を開設
されたそうだ。インターネットというのは、「リンク」が値打ちなのでホーム
ページを開設されたならば、URLをお知らせ願いたい。

<某月某日>
関西の百貨店で、一番最初に元旦営業を行うというので、各報道機関から取材
攻勢を受けたのは、姫路の「ヤマトヤシキ」デパードだ。その副社長の堀田氏
と、みゆき通り商店街理事会で同席した。話を伺うと、一番、熱心に取材して
いたのは、NHKだったそうだ。で、元旦営業の結果は?と尋ねると、報道さ
れているように、2万5千人の来場者、正午から午後6時までの営業で2億円
というのは、少し水増しした発表だが、それに極めて近い線だったという。半
日で、2億円に近い売り上げというのは、特筆されるべき内容だと思う。売れ
たのは、福袋では、最低が1万円で、10万円から100万円の高額のもので
あったという。食堂ではカレーライス。煮物の高級詰め合わせセットも好調で
、野菜や具がパックになっていて、持ち帰り即、鍋にできる手抜き料理の見本
のようなものが飛ぶように売れたという。時代を反映しているのだろう。面白
いのは、シャガールのリトグラフ(複製)で60万円から100万円もするも
のが、女性に大人気で、よく売れたそうだ。ことごとく、60回払いの月賦だ
そうだ。女店員が7名も購入したという。男なら、金利が40%にもなるとい
う月賦は、頭で考え、敬遠してしまうが、女性は、月の支払いが1万円とちょ
っとなら安いと体(表現は、もっと露骨だった)で考えてしまうのだそうだ。
話は携帯電話の問題に移る。みゆき通りでも、すでに4店舗が携帯電話の店に
変わった。本体は無料か5円で手軽に入手できるが、月々の固定料金と電話代
がかさむ。本来は、仕事用に使われるべきものだが、最近は、若者の間にも爆
発的に普及している。仲間はずれになるのが恐いのだろう。家計に占める「そ
の他支出」の割合も増加して、物品販売業にも悪影響が及んでいるという。こ
の理事会資料の中に、商業界の広告と狭告欄、数か月分のコピーが配布されて
いた。料治先生のコラムだ。福田理事長が用意されたものだった。