JSC月報52号
[事務局きまぐれ日誌]
<某月某日>
日本ハムファイターズの芝草宇宙(ひろし)投手。彼のことを知ったのは、偶然
だった。老人ホーム(ケアハウス青山苑)の評議員会が、月に1度、現地で開催
される。その帰り道、ケアハウス理事長と寄った喫茶店のママが、私の中学時代
の同窓生だった。店内にセピア色に色あせた新聞の切り抜きが、額縁に入れて飾
られていた。芝草投手が完封勝利した時の記事だった。手工芸品や、焼き物の展
覧会をするような、民芸調の茶房には、相応しくない代物だったので、ママに質
問した。あれは私の息子だとの答えが返ってきた。知らなかった。「むめい」と
いう茶房のことも、ママが同窓生で、その息子がプロ野球の選手だということも
・・・・・・ちなみにその茶房は、姫路青山ゴルフ場の国道沿い東にある。山一つ越え
たところが青山苑だ。芝草投手は、この原稿をタイプしている時点で、今期、す
でに3勝しているがインターネット上で調べた限りでは、あまりファンに信頼さ
れているとは言い難い。でも、頑張ってほしいものだ。
<某月某日>
総会出欠の返事が、FAXで届き始めた。今月は、総会準備に加えて、この原稿
も片づけなければならない。何かと、気が急く。
<某月某日>
プリンターの購入に付き合った。当社の車関係で世話になっているモータース屋
の社長は、3台のパソコンを、たった1台の古いモノクロプリンターに繋ぎ共有
させていた。最近では、カラープリンターでも、驚く程、安価になっている。で
も、新しく買うといっても、接続させるには、プリンタードライバーのインスト
ール等、初期設定をしなければならない。単独では不安なものだ。そこで、私の
顔を見て、一緒に買いに行くことにしたようだ。2万円以内であった。どうせ、
試し刷りするまで、身柄は拘束されたも同然だ。昼食をごちそうになったお返し
に、光沢紙を1冊、プレゼントした。私のホームページで、写真と文章がある場
所を試刷りしてみた。安価なプリンターだが、光沢紙だったので見事に刷り上が
った。これで、お役御免になった。
<某月某日>
ウインドウズ98の日本語版の発売日は、どうやら7月25日前後になりそうだ
という。バージョンアップビジネスとは、泉田先生が、カセット講座で提唱され
ていた。客の囲い込み政策で、次から次へと、新しいものを提供し、繰り返し新
需要を作り出す。我々の業界でも、リピート客の増加策が必要だ。
<某月某日>
姫路市商店街連合会では、大型店も巻き込んで、ハワイ100名様ご招待セール
を開催している。中心商店街の落ち込みが厳しく、今まで参加したことがなかっ
た百貨店やGMS等が全て加わった。末等は無く、宝くじ方式だから、景品代だ
けが主たる経費。この時期、効果の程は、疑問だが、中心商店街が足並みを揃え
たという点だけは、評価できる。
<某月某日>
債権放棄。これは、債権者が債務者に対して、一方的に通知するものだが、会社
の損金として処理できる制度だ。バブル経済の崩壊で、多額の不良債権を抱えた
銀行や、大手企業が、身をスリムにする為に行っている。当組合関係者でも、そ
の後の消息を調べたところ、そういう事実があった。思わず、良かったですねと
慰めてあげたのだが、本人は、キョトンとされたままだった・・・・・・
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