JSC月報56号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
先月号の編集室で、金澤編集長が、「今、この編集室を書いているのは、8月29日
午後3時・・・」と白状されている。通常の月であれば、印刷、ホッチキス止めの作
業をしている頃だ。昔は、原稿をパソコン通信のFAXサービスで送稿していたので
タイプ入力という作業があった。それが、パソコン通信のメールに変り、編集も短時
間で済むようになった。楽になったハズだ。しかし、校正が、ついおろそかになって
しまう。商店街事務員の手を借り、刷り上がって綴じられた月報をチェックしていて
誤変換個所を発見した。訃報が赴報となっていた。しかも2ケ所もだ。訂正の切り抜
きを全部数に貼るより、原稿を訂正して印刷するほうが早い。再度、事務員の手を煩
わせてしまった。元は私のミスだ。申し訳ないことをしてしまった。
<某月某日>
私のホームページ移設のついでに、この「事務局きまぐれ日誌」のバックナンバーも
全て、掲載しようと思い立った。これが大変な作業になった。まず、原稿ファイルの
名称がバラバラだ。日付順に並べて、大体の見当を付け、1つ1つ現物と照らし合わ
せて調査していった。途中で、IBM530という携帯パソコンで作成している。そ
のマシンは、壊れて廃棄してしまった。保存の月報を見ながら手で打ち込む。また、
どうしても見当たらない号は、金澤編集長にFAXしてもらい作業を続けなんとか、
全号、復活させた。これを全て、私の新しいホームページに収録した。それで判明し
たのは、「事務局きまぐれ日誌」というタイトルで連載を開始したのは、月報第9号
からだった。順番に見て行けるように、最終行に矢印も付けている。ホームページで
は、カラー写真も文中から表示させることができる。折角、膨大な作業をしたのだか
ら、気が付いたところから、さらにコンテンツを追加させている。今も、手の空いた
時に、写真や別の文書を貼り付けているところだ。ちなみに、新しいホームページU
RLは、http://www.asahi-net.or.jp/~zb3t-ungm/です。縦に年号、横に月別で1号
から先月号までバックナンバーを並べて表示してあります。時系列がよくわかり、懐
かしい出来事も多々ありますので、読み直してください。尚、私の新しいメールアド
レスは、insp@post.email.ne.jp
です。
<某月某日>
デジタルカメラは、カシオのQV−10が画期的な新製品として世の中に普及したが
各メーカーから次々と発売されていった。その中で、私が次に購入したものは、「ま
びか」というものだった。これの開発コンセプトは、世界中に現存するパソコンには
、ほとんど、3.5インチのフロッピーディスクのスロットがあるので、デジタルカ
メラ本体に直接、フロッピーを差し込んでしまおうというものだった。後でケーブル
を接続し、撮影済みのデータをパソコンに送り込まなくても、そのままフロッピーデ
ィスクを入れ替えるだけで、画像処理ができる。ところが、3.5インチという枠が
邪魔して、カメラそのものの図体が大きすぎる。富士フィルムが発表したのは、フロ
ッピーディスクそのものに細工して、スマートディスク(フラッシュメモリー)を合
体させようというものだ。つまり、小型サイズの大容量メモリーをカメラの記憶媒体
として使用するから、カメラ本体は、小型化できる。撮影済みのスマートディスクを
カメラから取りだし、フロッピーディスクアダプターに合体させる。これは、3.5
インチのサイズで、予めパソコンに変換ソフトを組み込んでおくと、普通のフロッピ
ーとして使用できる。製品名は、FinePix700という。実は、この情報を貰
ったのは、またしても「困った時のrinちゃん」だった。今の経済状況の中で、彼
が購入するほどのものだから、間違いはないだろうと、私も追随した。
<某月某日>
和歌山の加藤君から、私の前のインターネットメールアドレスに、テストメールが届
いていた。内容は何もなかったが、即、メールを2通(旧と新アドレスから)送信す
る。インターネットメールの場合、URLや写真も添付できる。メールに記してある
URLをマウスでクリックすれば、ホームページに飛ぶ。たぶん、発見してくれただ
ろう。そのままブックマークあるいは「お気に入り」に追加してくれればいい。前の
ホームページと比較して、随分とスマートになった。ネット上にある素材サイトから
各種部品を利用させてもらったおかげだ。また、ページの作成技術も自分で理解した
ものから順にテストしている。まだまだ奥が深い。前にも紹介したが、使用ソフトは
、IBMのホームページビルダー3.0。このソフトを入手するまでは、ホームペー
ジ開設なんて夢のまた夢だった。
<某月某日>
泉田先生のカセット講座で、「今月の名刺」というのがあった。普通の印刷屋に注文
すると、カラー名刺は、1枚当たり50円にもなるが、パソコンとカラープリンター
を利用すれば、1枚5円程度にしかならない。しかも、自分の思いのままの名刺が作
成できる。名刺は、チラシ広告と同様、相手に自分を売り込む手段だとすれば、毎月
少量刷って、会う方々に配ればいい。前に渡していても、今月の名刺だと言えば、注
目もしてもらえる。経費も割安だ。そういう内容だった。ホームページURLならび
にメールアドレスを変更したので、通信仲間に、新しい名刺を作成してもらった。私
の持っている機器でもできるハズだが、悲しいかな、私には絵心が欠如している。
<某月某日>
新大阪のワシントンホテルで理事会を開催した。9名中8名が出席。その模様は、私
のホームページ、アルバム集に収録した。出席理事・監事には、URL入りの名刺を
配ったので、すでに私のホームページを見た方がいるかもしれない。
<某月某日>
中古のDOS/Vパソコンを頂戴して、まったくゼロの状態から、ウィンドウズ95
をインストールしてしまったのは、通信仲間の還暦を過ぎた方だ。私も、その作業が
勉強になると、度々、自宅にお邪魔した。普段は、マックを使っているが、ホームペ
ージビルダーが使いやすいので、DOS/V機が欲しかったという。新品を購入すれ
ば手間はいらないが、やりかけたら、闘志が湧く。まる10日間も、CDドライブを
認識してくれなかったが、通信仲間は有難い。ドライバー(ソフト)を、アチコチ探
し回ってくれ、やっと認識させた。最後の詰めは、その方が独自でされた。報告メー
ルで、その方の喜びようが伝わってきた。早速、拝見させてもらって、私も、自分の
乏しい知識のありったけで、お手伝いできた。いい歳こいて、これでは「オタク」そ
のもののようだ・・・・・・