JSC月報57号
事務局きまぐれ日誌
<某月某日>
今年で、65歳になる(株)谷井運輸の谷井 巌社長は、ほとんど連日、ジムでト
レーニングを重ねられている。肉体年齢は、30代と言ってもいい。その谷井さん
が、最近、ジムでも話題となっているインターネットを開始された。早速、ジムの
仲間達が、E_MAILを谷井さん宛てに送信する。これで、すっかりはまり込ん
でしまった。
<某月某日>
マイクロソフト株式会社の成毛 真(なるけ まこと)社長が商業界近畿ゼミナー
ルの講師として来られるという。その講師担当に私が当たっていた。欠席裁判だっ
たようだ。運営マニュアルが郵送されてきて初めて知った。準備しなければいけな
い。早速、インターネット検索で、孫ソフトバンク社長との対談を発見した。画像
も、音声付ビデオもあった。内容は、パソコンは、ここ10年で、その能力を千倍
に拡大し、これから先10年で、また今の千倍に成長するだろう。これからの経営
者は、少なくとも、インターネットくらいは、身に付けておかないとダメでしょう
というものだった。当日、台風の影響で、新幹線が遅れ、出迎えの大阪営業所長の
竹田邦雄氏と、やきもきしていた。開講時刻は、定まっている。受講生も待ってい
る。場合によっては、私と竹田氏とで、時間繋ぎの前座も覚悟した。でも、どうに
か間に合われて、胸を撫で降ろした。慌ただしい、講演前の時間に、用意しておい
た、URLとE_MAILアドレス入りの名刺を交換した。ついでにデジタルカメ
ラで写真も撮影する。舞台裏で、講演内容を聞いていたが、予想通り、これからの
経営者は、インターネット云々の個所はなかった。WINDOWS98をリリース
して、質問電話の多さに閉口、電話対応窓口を別会社に依頼しているという。同時
に、サポートをWEB上でしている。Q&A形式で、質問個所の多いところから答
えている。これも、自社の利益を守る為だという。1本の質問電話で、1本のソフ
トから得る利益が飛んでしまうコストになるそうだ。講演終了後の雑談で、「ビル
・ゲイツ」のことを、社内では、豆腐屋さんと呼ぶと聞いた。1丁、2丁と数える
のは、日本では豆腐くらいのものだ。彼の個人資産も、兆単位で数えるらしい。
<某月某日>
WEB上にフリーメールサービスが登場した。法人のマルチユーザーや、親のID
で接続している学生さんなんかに歓迎されている。広告料収入で運営しているよう
だ。無料で自分のメールボックス(3MB)を確保できるというものだ。gooが
運営している。私のホームページ、リンク集にも登録している。私も、第2のメー
ルボックスとして、設定した。知人達にも好評だった。
<某月某日>
西武ライオンズのパリーグ優勝が、いつかと固唾を飲んで見守っていたがナイター
ゲームで決定し、ほっとした。ザ・モール姫路の店頭、朝一番で、くす玉を割って
きた。館長、専門店会正副会長、お客様代表のお子様が綱を引いた。
<某月某日>
鹿島郁夫さん(70歳)がコラーサ号というヨットで単独無寄港世界1周の航海に
挑戦されている。出航は、1998年9月15日(敬老の日)だった。この様子も
インターネットホームページ(私のリンク集にも登録)で見ることができる。デジ
タル画像も、無線で受信したものが掲載され、随時、更新されている。その支援者
の一人に私の知人がいる。テスト航海として、ウラジオストクまで、コラーサ号に
同乗した姫路気象株式会社の社長 松下紀生(のりお)氏だ。囲碁の腕前は、氏が
3段、私が初段というところなので、好敵手でもある。以前には、「なみきり丸」
という船で淡路島一周の船遊びをしたことがある。いま、コラーサは、太平洋の真
っただ中を航海中だ。