事務局きまぐれ日誌(第75号)


JSC月報75号

事務局きまぐれ日誌

<某月某日>
赤穂インターネット研究会の総会に出席。会の名称が「赤穂インターネット協議会」
と変更された。いまさら研究会でもないだろうとのこと。顧問の滑川先生にも久々に
お会いした。総会に引き続いての講演会は、赤穂市民病院の副医療部長兼消化器科部
長 小野成樹氏の「赤穂市民病院 医療情報システムについて」だった。総額3億円
ほどで最新のシステムを構築されている。

<某月某日>
昨日に続けて赤穂に行く。こちらは、私の本来業務。同業の「あわや」さんが、この
度、廃業されるので、その後を引き継いで当社が進出することになった。その、ご挨
拶。相手は、女性の代表者。赤穂には、パソコン通信の時代から馴染みがあるが、ま
さか当社が出店する事態になるとは夢にも思っていなかった。

<某月某日>
得平先生が、強烈な言葉を述べられたと思ったら、別掲の「ニュースの切り抜き」
もあるように、三菱商事が、就職の窓口をインターネットだけに絞った。泉田先生の
言葉を拝借すれば、「時代が来てしまった」ということだ。E_MAILアドレスを
所持していない人は、就職試験どころか、応募もできなくなってしまう。今、当社は
リ・コンストラクションの最中で、ここ数年は、新規採用を見合わせているが、もし
今後、採用する時期がくれば、やはり、最低、E_MAILアドレスぐらいを所持す
る者を優先していくと思う。また、英語に関しては、西友の全国大会で、コムサ会長
の話を拝聴できた。その中で、「ユニクロ」のことを取り上げられ、「ユニクロ」の
幹部社員は、全員、英語に堪能だと羨ましがられていた。外国との交渉には、やはり
世界共通語である英語が欠かせない要素となるようだ。ご存じのように、「ユニクロ
」というのは、イトーヨーカ堂の社長をも唸らせたという見事な商品開発力を武器に
、都市郊外の店舗を積極的に展開している。昨年、倉敷に新規オープンした「イオン
倉敷SC」にも出店している。

<某月某日>
その「イオン倉敷SC」だが、なかなか見学に行く機会がなかった。日誌に書き込ん
だのを機に、思いついて単独で現地に向かった。JR倉敷駅前の「チボリ公園」の前
から循環バスが発着している。片道160円。約6分程度でSC玄関に着く。大体、
姫路リバーシティSCと似ているが、こちらのほうが少し規模が大きい。駐車場は4
千台収容可だ。(姫路リバーシティは、3千4百台)専門店の数は、130店舗で同
数だが、「スポーツ・オーソリティ」が別棟ではなく、一体化している。また、姫路
のリバーには無い「メガマート」も、一つの核として出ている。注目の「ユニクロ」
「コムサイズム」「無印良品」「ザ・百円プラザ ダイソー」といった当今話題の店
舗群も出店している。新学期前の日曜日とあって、不況どこふく風といった賑わいぶ
りだ。帰りのバスを待っている時に携帯電話が鳴った。友人の歯科医が娘を連れてパ
ソコンショップに居るが、どのノートパソコンが良いのか教えて欲しいという依頼だ
った。どれでも良いが、WINDOWSの一番安いのを買えと勧める。姫路には、最
近、「ミドリ」等が新規オープンして、パソコン市場は、過当競争状態になっている
ので、購入する側にとっては、有難い。また、歯科医からの電話。何時頃、姫路に戻
るのかという問い合わせ。パソコン買ったから、初期設定頼むという依頼。携帯電話
で捕まり帰路、訪問。赤子の頃から娘さんを知っているが、なかなかの美人さんに成
長していた。値段を聞いて驚いた。ノート型も安くなっている。B5サイズで、HD
は、4G程度だが、液晶画面が綺麗だ。

<某月某日>
「知識は、商品に付いてくる」と講演で述べられたのは、マイツール生みの親で、今
は亡き長谷川先生だ。先生が例として挙げられたのは、墓石の話だった。千葉県で葬
儀屋を経営されていたが、香典帳のデータが、重要な顧客名簿となると喝破され、お
葬式の度に、データをパソコンに蓄積し、後に続く、四十九日や回忌の際に、遺族へ
祖供養の品物を提案していた。一風も二風も変わった葬儀屋さんだった。葬儀屋とい
うよりも、むしろ、流通業という表現が正しいのかもしれない。祭壇の価格は、ほと
んど無に等しい。葬儀の手順一切は、マニュアル化され、必要な品物(ローソク、線
香、香典袋、セロテープ、筆記具 etc)は、パックになっていて、使った分だけ
支払うシステムになっている。いわば、コンビニ的な販売方法だ。その会社が墓石の
販売に手を染めることになった時の話だ。墓石なんか扱ったことがなかったが、いざ
事業を始めるとなったら、実に様々な業者が手取り足取り教えてくれたそうだ。何で
も新しい分野を恐れることはない。というような話だった。それに、言い古された言
葉だが、「人脈を大切に!」ということだ。人は、自然に、こういう問題は、あいつ
に相談すれば良い。これについては誰々というように決めていると思う。一人の友人
が出来れば、その人脈まるごと、自分の人脈とすることも可能だと思う。その場合は
雑談が重要な鍵となる。常に問題意識を持って置く必要がある。いかなる場合でも、
これがないと、ただの雑談に流れてしまう。

<某月某日>
階段の話。ご存じのように、当社、本店の階段は、東京、大井町にある商業システム
研究所の料治先生が心血を注いで設計して下さったものだ。段差が少なく、抵抗なく
自然に上の階に行ける。つい最近、ある業者が見学に来店され、この階段を凄く褒め
られていた。見る人が見れば、解かるものだと改めて感心した。

<某月某日>
遠藤さんから、初のE_MAILが到着していた。JSCの会員さんも、前回の得平
先生の講演会に参加され、続々と電子社会に参入されている。早速、金澤編集長にア
ドレスを転送したので、今月号には掲載されているだろう。

<某月某日>
商店街の理事会に、百貨店の相談役が理事として参加されていると、雑談の中でも、
有益な話が聞ける。情報チャネルと、流通チャネルの劇的な変化。いままで、なんと
なく感じていたことだが、その話を拝聴して、輪郭が見えてきた。この問題はコンサ
ルタントの領域に属する事柄なので、いずれ、体系立てた講義を聞きたいものだ。

<某月某日>
最近、当社がテナントとして出店した、あるSC本部から、E_MAILアドレスを
お持ちの方は、登録して下さいとの連絡があり、登録しておいた。本日、営業企画に
関する書類が着信していた。すると・・・メールアドレスの無いテナントには、この
情報は、流れないことになっている!このコラムでも、すでに、インターネットでご
覧いただくほうが、より深い内容となっている・・・・・・



途中経過報告(水泳)

挑戦期間 目標距離 2000/04/20現在までの累積
1999/01/01〜2001/12/31 1,000キロ 488.4キロメートル
1999/11/22〜2000/11/21 365キロ 188.4キロメートル
2000/01/01〜2000/12/31 365キロ 145.2キロメートル