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午前7時48分(日本時間午後10時48分)、気温2℃の中、走り出しました。道路の脇の草は霜が下りているのですが、空は見事なまでの快晴です。寛平さん「よっしゃー行こうか」一同「頑張って下さい |
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ロッキーに向け順調に進む寛平さん。しかしロッキーの前には2000mを超える山がいくつかあり、その山を越えるだけでもかなりのハードコースです。 |
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朝ホテルで朝食を食べたのですが、 最近では、15kmほど走って改めて朝食を食べなおしています。 やはり50km以上走るには、走りながらの間食のほかに、 「走る前の朝食」「走っている最中の朝食」「遅めの昼食」「夕食」と 4回は食べないとエネルギーが切れてしまうそうです。 この4回の食事の少し手前でだいたい寛平さんは 「エネルギー切れや」が出ます。 |
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頂上。
エネルギーも満タンになった寛平さん。 いくつものアップダウンを繰り返し、ロッキーに繋がる山々の頂上を越えて、 確実に近づいています。
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写真。
山を越えたところでPagosa
Springsの写真家2人と出会いました。 寛平さんの冒険に大変興味を示し、 いくつかのポーズで写真撮影。 すでに20km近く走っているのに、サービス精神は忘れていません。
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煙突
後ろの山の上に見えるのは、CHIMNIY ROCK(煙突岩)と言い、 あの岩の直ぐ下の公園で朝食を食べていたんです。 寛平さん「あの岩何かに似てへんか?」 全員があれだけは答えないようにしていたのですが、 あまりにも聞くのでついにダグラスが英語で「○○○」と答えてしまいました。 寛平さん「ダグラスはホンマ変体やな」
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捉えています。
寛平さんの目線の先にある白い山がロッキー山脈で、 写真ではあんなに遠くにあるのに、 今日のゴールには、あの山の麓まで行きます。 寛平さんも胸に秘めるものがあるのでしょう。 少しずつ言葉が少なくなってきています
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ハンター!
鹿の頭だけで寛平さんの胸くらいまである、燻製(剥製でした)を発見しました。 しかもこの倉庫の中には、同じような剥製が5?6個転がっていて、 1個1900$と書いてありました。 寛平さん「ごっついなぁ、坂本さん買って会社の玄関に飾ったら」 坂本さん「なんでよ?」 寛平さん「アースマラソン記念ですよ、 で、昨日買ったインディアンジュエリーのバックル自慢しながら お客さん迎えたらええやん、 で、ドア開けたら坂本さんの頭にグサッ! どうもいらっしゃい!」 一同「アハハハハ」
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雄大
どうですか、ロッキー山脈そびえていますよね。 これだけ近くに見えるのに、まだまだ30km以上離れているんです。 寛平さん「こうなったら50kmとか言うてないで、行けるところまで行ったろうかいな!」 かなり気合が入っています。 坂本さん「55km位行った所から上りに入るのでその前で止めて、明日に備えましょう。」 寛平さん「そうですか」 坂本さん「明日1日で越えられれば、もう大満足ですから」
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栄養補給
この日の昼食はパスタとチキンの焼き物。 かなりのボリュームです。 そして寛平さんの指に光るのが、ズニ族の指輪です。 お店では40?50%OFFとなっていて、 かなりお買い得でした。 坂本さん「インディアンジュエリーって全然興味なかったんだけど、見てみるとかっこいいね。」 寛平さん「でしょ。」 坂本さん「もうインディアンジュエリーのお店ないのかなぁ?」 一同「………。」
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まだまだ下っています。
栄養補給も万全に、走り出しました。 寛平さん「登ったまんまなら、ロッキーもちょっとは楽できるのになぁ?」 しかしまだまだ下り坂は続いています。
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Pagosa Springs
坂を3?4km下ると、そこはPagosa Springsの街です。 この街には温泉があり、 硫黄の臭いが立ち込めています。 しかし寛平さん、そんな事にもお構い無しで、ロッキー山脈の麓を目指します。
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嵐の前の静けさ
街を抜け、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、着実にロッキーへ。 走る道も嵐の前の静けさのように静まり返っています。 しかし寛平さんの心は闘志が燃え盛っているようで、 かなりのハイペースです。
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本日は坂本さんの言うとおり、55.1kmを走り、 ロッキー山脈の手前でゴールしました。 寛平さん「いよいよ明日はロッキー越えやな!」 今日のコースは、かなりアップダウンが激しかったのですが、 目の前にそびえるロッキー山脈があまりにも雄大すぎて、 疲れを忘れているみたいです。
走行距離 55.1km 所要時間 9時間44分 総移動距離 14886.6km
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